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円空仏
像高 68.0cm
江戸時代
檜材を用いて、鉈彫り手法による一木造り(いちぼくづくり)の観世音立像です。
頭部に化仏(けぶつ)をのせ、眼は細く切り、口元にはわずかに笑みが浮かんでいます。
両手で子どもを抱いた姿は子安観音かと思われます。裳には鉈目がついており両側をひれ状に刻み、台座上に立っています。
製作時期、作者などは分かりませんが、背面には銘を削った跡があり、微笑の中にも鋭さを見せる作風は独特であり、円空のものと推定されます。
※通常非公開となっております
掲載日 令和5年2月1日
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