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> 紙本淡彩 柳堤聴鴬図(田崎草雲筆) (しほんたんさい りゅうていちょうおうず たざきそううんひつ)
紙本淡彩 柳堤聴鴬図(田崎草雲筆) (しほんたんさい りゅうていちょうおうず たざきそううんひつ)
縦150.0センチメートル 横47.0センチメートル
湖岸の柳の木の下で、一人の人物が、鴬(うぐいす)の鳴き声を聞いている場面を描いている。
湖面を渡る晩春の風の涼やかさや、鴬の春を惜しむような鳴き声まで感じられるような、詩情をかきたてる作品になっている。
田崎草雲79歳。老境に達し雑念から離脱した時期の作品である。
掲載日 令和5年2月1日
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