熱中症対策一覧
足利市役所各課で取り組んでいる熱中症対策を紹介します。
情報提供
- 環境省から発信される暑さ指数(WBGT)等の情報を幅広く提供します。教育委員会事務局と情報共有し、児童・生徒の登下校に関する一層の注意喚起を図ります。
- 暑さ指数は、気象庁の全国観測地点(暑さ指数情報提供地点)の情報を元に、環境省が計算しています。栃木県内の暑さ指数情報提供地点は、14地点です。
- 足利市は暑さ指数情報提供地点ではなく、近隣の暑さ指数情報提供地点は、佐野市、群馬県館林市、桐生市です。
熱中症特別警戒情報の提供
過去に例のない、広域で危険な暑さを想定しています。
- 気温が特に著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る重大な被害が生じる恐れがある場合で、全ての人が、自分自身で個人の予防行動の実践する状況です。
- 栃木県内の暑さ指数情報提供地点(14地点)の全ての暑さ指数が35に達すると予測される場合、環境省から栃木県を通じ、本市環境政策課へ「熱中症特別警戒情報」が発信されます。その情報を消防防災情報メール等で提供します。(環境省からの発表時間は、前日の午後2時です。)
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足利市独自の熱中症対策情報の提供
気温が著しく高くなることにより、熱中症による健康被害が生じる恐れがある場合で、熱中症の危険性に対する気づきを促す情報を提供します。
(1)熱中症対策情報の提供
栃木県内の暑さ指数情報提供地点(14地点)の全ての暑さ指数が35に達すると予測される場合に発表されるため、県北部の暑さ指数情報提供地点と本市の状況に差が生じると予測されます。また、本市は暑さ指数情報提供地点ではないため、隣接3地点の暑さ指数情報提供地点のいずれかの暑さ指数が35に達すると予測される場合、その情報を本市消防防災情報メール等で提供します。
(2)熱中症警戒情報の提供
栃木県内の暑さ指数情報提供地点(14地点)のいずれかの暑さ指数が33に達すると予測される場合、環境省から栃木県を通じ、本市健康増進課に発信されます。その情報を本市消防防災情報メール等で提供します。
動画による熱中症予防・対策の解説
- 救急搬送の現場に携わる消防職員が、熱中症予防について解説した動画を発信します。
- Youtubeの足利市公式チャンネルにて、ショート動画を掲載しています。
- 足利市公式SNSでも定期的に発信していますので、ご覧ください。
熱中症予防体制の強化
暑さ避難所の開設
暑さを回避するための場所として、指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)及び一時的な休息場所を計26か所開設します。
(1)指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)
予め指定された3か所ための指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)を「熱中症特別警戒情報」の発表期間中における暑熱から避難するための施設として一般に開放します。
(2)一時的な休息場所の提供
外出先での暑さによる体調不良時、その回復に役立ててもらうため、一時的な休息場所として設定します。
(3)市内店舗・事業所向け:熱中症による一時的休息所(協力店)の募集
上記(1)(2)の他、さらに多くの休息場所を市民等に提供するため、熱中症による一時的休息所を無償でご協力いただける市内の民間施設(企業・店舗等)を募集します。
運動施設等利用時の注意喚起
- 運動施設利用者に対する熱中症予防の注意喚起を受付時の声かけや館内放送で実施します。
- 競技大会等の実施に、競技団体や大会運営者に対して、熱中症予防の取組み指導を行います。また、団体等から競技参加者への注意喚起を実施します。
こどもを熱中症から守る対応
- 小・中学校等で暑さ指数を定期的に測定し、測定値よる活動内容の検討や活動実施のための対処をしています。
- 小・中学校への登下校時、日傘や冷却タオル等、熱中症対策用品の活用を推奨します。特に下校時は「こども見守りのまち」の協力施設等(セブンイレブンや郵便局)への避難を推奨します。
高齢者への見守りの強化
- 民生委員、介護保険事業所(ケアマネジャー等)及び地域包括支援センター等の職員と情報共有し、自宅で生活する高齢者への見守り等を実施します。
- また、ひとり暮らしの方の安否確認等を目的に実施する「愛のひと声事業」の利用者へ配達時に注意喚起を図ります。
その他の事業
公園のミスト噴霧
有楽町公園と五十部町グラウンドにおいて、ボタンを押すと一定時間ミストが噴霧されます。