先輩職員にインタビュー 【行政(社会福祉士)】※育休取得者
まるやまさん(社会福祉士) (平成30(2018)年度採用)
所属
健康福祉部 社会福祉課 生活保護担当
現在の担当業務
生活に困窮する方々の相談を受け、適切なサービスや生活に結び付くよう支援する業務です。
仕事でやりがい・充実感を覚えた出来事は・・
担当する市民の皆様と信頼関係を構築していく中で、少しずつ打ち解け、「不安を軽減することができた」と話してくださり、感謝の言葉をいただいたことです。自分が携わることで、生活が安定したり、自立する姿を見届けることができた時、やりがいを感じます。
足利市を志望したきっかけや理由は何ですか?
私は、足利市で生まれ育ちました。幼少期から、地域の方々が優しく接してくださり、見守っていただき、成長することができました。今度は、私が微力ながら、市民の皆さんや足利市に貢献したいと思い、受験しました。
足利市(社会福祉士)で働く魅力は?
一人ひとりの年齢や生活環境によって、ニーズも多様です。不安や困りごとは抱え込みがちになりやすいからこそ、寄り添うことで、生活に深く関わることができる仕事だと思います。
支援の内容によっては、人生が変化することもあるため、魅力に感じています。
職場の雰囲気について
職場は和やかな雰囲気で、同じ目標に向かい職務に励んでいます。悩みや困難を感じることもありますが、職員同士で共有し、連携することで、1人で背負いこむことなく、業務に取り組むことができています。
入庁前と入庁後のギャップは・・
入庁前はデスクワークが中心の印象でしたが、訪問等の外での業務もあります。現在の業務では、担当する市民の状況を把握しながら、生活の向上のための助言や自立を支援することの難しさを感じています。また、職場内だけでなく、他の部署や他機関と関わることもあるため、幅広い知識を身につけることができると思います。
足利市の好きなところは・・
「あしかがフラワーパーク」や「織姫神社」など観光スポットが多数あります。自然豊かな場所も多く、「名草のホタル祭り」では、暗闇の中で光るホタルが綺麗で感動します。また、子どもと楽しめる場所もあります。私にも子どもがいるため、毎年開催される「初山祭り(ペタンコまつり)」も一緒に登り、子どもの額に御朱印をいただきました。
休日や退庁後の過ごし方は・・
休日は子どもと一緒に過ごしています。自転車に乗って公園に行ったり、駄菓子屋にお菓子を買いに出かけたりします。また、屋内遊び場「キッズピアあしかが」などを利用し、子どもと遊んでリフレッシュしています。今度は、児童館なども利用してみたいと思っています。
今後の目標について・・
支援には様々な法律の知識や技量が必要で、力量不足を痛感することもあります。日々勉強しながら、広い視野を身につけ、成長していきたいです。また、職員同士で協力しながら、より良い支援に繋がるよう心掛けたいです。私生活では子どもと向き合いながら、仕事も子育ても両立できるよう頑張ります。
育児に係る休暇取得時の雰囲気や周りの反応について・・
まだ、仕事にも慣れない中、職場から一定期間離れてしまうことに大きな迷いがありました。「迷惑をかけてしまうのではないか」と悩んだ時期もありましたが、その都度、相談に乗っていただいき、温かい言葉をくださり、安心して育児休業を取得することができました。
育児休業制度等を取得した感想や、復帰後の周りのフォローについて・・
私は、2年間制度を利用させていただきました。
初めての育児で、上手くいかないこともありましたが、成長を傍で見守ることができ、充実していました。人生の中で、子どもと過ごすことのできる1番長い時間だったため、私にとって大切な期間になりました。
復帰後も、業務内容や業務時間等、配慮していただき、仕事も、育児も両立することができています。
受験者の皆さんへ・・
私は、入庁してから、産前産後休暇・育児休業制度を利用させていただき、現在は育児をしながら業務にあたっています。環境の変化に不安もありましたが、心強い職場の皆さんに支えられ、仕事を続けることができています。皆さんの生活環境も様々かと思いますが、働きやすい職場であるため、安心して受験に臨んでください。一緒に働ける日を心よりお待ちしております。
(内容は令和6年7月現在のものです。)