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身近な生き物を調べる 「市民環境レポーター」 を募集しています

このページは情報量が多いため、ページ内リンクが設定されています。

足利市では、市民が自然環境調査を行い、自らが住むまちの自然を明らかにする「環境レポーター事業」を平成5年度から実施しています。

令和5年度をもちまして、「環境レポーター事業」は30周年を迎えました。

1.環境レポーターとは

日常で見ることができる身近な生き物を調べていただき、市にご報告いただきます。市ではその結果をもとに、調査結果報告書をまとめます。
皆さんから寄せられた調査票をまとめることで、足利市内の生き物の分布が分かり、足利の自然環境のようすを知る資料となります。
皆さんも「環境レポーター」として参加してみませんか?

2.調査方法

主に調査対象種32種を調査します。市内を1km四方のメッシュに区切り、各メッシュの中で調査対象種を見つけたか、見つからなかったかをご報告いただきます。
対象種以外の生き物を発見した場合は、「新・珍発見」としてご報告ください。

環境レポーターに応募いただいた方に、「調査の手引き」やメッシュ地図等、調査に必要なもの一式をお配りしています。
また、毎年4月には説明会も実施しています。各分野の先生方の説明を聞くことができる貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。

環境レポーター  調査用資料一式

新しくレポーターに参加したい方には、4月の説明会か郵送で配布しています。

調査をしていただいている方で調査票が足りなくなってしまった場合には、下記からダウンロードするか環境政策課にご連絡ください。

3.調査対象種

調査対象種は皆さんのよく知っている身近なものを中心に選びました。
「鳥 ・ 昆虫 ・ 植物 ・ 水辺の生物」それぞれ8種の合計32種です。
全部の種類を調べなくても構いません。まずは1種、2種だけでも身近なところから調査に挑戦してみましょう!

※ペットとして飼われているもの、鉢植えなど栽培しているものは調査の対象外ですのでご注意ください。

鳥(8種)

調査対象種 鳥
名前/大きさ 特徴など 写真
アオバズク
約30cm
(ハトぐらい)
夏鳥。
全体的にこげ茶色。
神社や寺、公園などの林で日中はほとんど動かないが、夜になると蛾や昆虫をねらって活動する。
アオバズクの写真
シジュウカラ
約14cm
(スズメぐらい)
林や樹木のある公園などでふつうにみられる。
頭が黒く、ほおが白く、のどから腹にかけて黒いネクタイをしているように見える。
「ツツピー、ツツピー」とさえずり、「チーチー、ジュクジュク」とも鳴く。
シジュウカラの写真
カワセミ
約17cm
(スズメよりやや大きい)
くちばしが長く背中がコバルトブルーで、腹がオレンジ色の美しい鳥。
水辺に生息し、木の枝や杭にとまって小魚をねらい、ダイビングして捕える。
「チーツ」あるいは「ツィー」と鳴くと自転車のブレーキ音のような声で鳴く。
カワセミの写真
オオヨシキリ
約18cm
(スズメより大きい)
夏鳥。4月末から5月にかけて、水辺の開けたヨシ(アシ)原に飛来する。
背中が褐色、胸から腹にかけて淡褐色の目立たない鳥である。
見通しの良い、ほぼ決まった場所で
「ギョギョシ、ギョギョシ」と大きな声で鳴くが、8月になるとほとんど鳴かなくなる。
オオヨシキリの写真
コサギ
約60cm
(カラスよりやや大きい)
四季を通してみられる普通の白サギである。
くちばしが黒く、白サギ類の中ではコサギだけが足指が黄色である。
川や沼、水田、湿地などで小魚やザリガニ、カエルなどを捕える。
コサギの写真
ヒバリ
約17cm
(スズメより少し大きい)
広々とした河原や農耕地などにすむ。
色はスズメより少し淡い褐色だが模様は似ている。
早春から大空高く舞い上がり、宙に留まりながら
「ピーチュク、ピーチュク」と長く鳴き続ける。
地上では頭の羽毛を立てている時が多く、虫や草の種子をあさっている。
ヒバリの写真
ツバメ
約17cm
夏鳥。毎年3月末から4月にかけて飛来し、軒先などに土で巣を作り繁殖し、9月頃南へ渡っていく。
のどが赤茶色で背中が黒く、尾は長く2つに分かれている。
ツバメに似た、腰の白いイワツバメや腰が茶色のコシアカツバメも見られるので、注意して観察しよう。
つばめ
オナガ
約37cm
(キジバトくらいの大きさ)

頭が黒く、背中が灰色で、水色の尾羽が名前のとおり長いのが特徴。
樹の多い市街地や村落の樹上に巣を作り、昆虫や木の実を食べる。
年中、「ゲーイ、ギュギュ」と鳴きながら、十数羽の集団で行動し、関東地方では普通に見られる。

オナガの写真

植物(8種)

調査対象種 植物
名前/大きさ 特徴など 写真
外来タンポポ
(セイヨウタンポポ、
アカミタンポポ)

約10~20cm

花期:3~10月
花の色が黄色で、総苞片がそりかえるもの。

外来タンポポの写真
在来タンポポ
約10~30cm
花期:3~5月
花の色が黄色で、総苞片がそりかえらないもの。
在来タンポポの写真
シロバナタンポポ
約15~25cm
花期:3~5月
花の色が白色(中心付近がやや黄色味を帯びる)のは、この一種だけである。ただし、総苞片がそりかえるので、開花時以外では外来タンポポとの区別に注意したい。
シロバナタンポポの写真
ネジバナ
約10~50cm
花期:4~5月
野の草地、河原の土手、芝生の中などに生える愛らしい多年草。まっすぐ立ち、上の方に「らせん」状に淡紅色の5mmほどの花をつける。名前はこの花のつき方からついたものである。
ネジバナの写真
ヤマユリ
約1m
花期:7~8月
山の林のふちなどの、主に傾斜した草むらに生える多年草。花は白く、内側に赤い斑点があり、直径20~25cmで、日本の草の中で最大。
ヤマユリの写真
アシ(ヨシ)
約1~3m

花期:8~10月
池や沼、川岸、湿地に生える大型の多年草。太い地下茎を伸ばし群生する。丈夫な茎は、「ヨシズ」を作るのに用いられる。

ashi(yoshi)
オモダカとアギナシ
約20~80cm
花期:夏~秋
水田や用水路、沼のヘリなどに生える。葉は矢じり形、アギナシの方が細いが遠くからみただけでは区別しにくい。どちらも同じような環境に生える水生植物の代表的なものとして、まとめて調査する。
オモダカとアギナシ
ガマズミ
約2~3m
花期:5~6月
山や林の中に生える落葉低木。10月には5mmほどの卵形の実が赤く、後に黒っぽく熟し、甘酸っぱくて食べられる。
ガマズミの写真

昆虫(8種)

調査対象種 昆虫

名前/大きさ

特徴など 写真
アゲハ
約3.5~5cm
観察:3~10月
ナミアゲハとも言われているアゲハで、春型と夏型がある。春型は小さく夏型は大きい。幼虫はサンショウ・カラタチ・ミカンなどの木で成長する。このチョウによく形が似ているものにキアゲハがいるがこれは濃い黄色をしている。どちらもごくふつうに見られるチョウである。
アゲハの写真
オニヤンマ
約9~11cm
観察:6~10月
日本に住んでいるトンボの中では、一番大きく、体長は10cmほどである。複眼は濃い緑色で胸から腹にかけて黄色のもようがある。夏の夕方ごろ道路を往復しながら小さい虫を取って食べる。幼虫はきれいな小川に生活する。夜は木の葉のかげに止まって休む。
オニヤンマの写真
アキアカネ
約4cm
観察:7~10月
雄はナツアカネと同じで腹が赤い。ちょっと見ただけではナツアカネとの区別がつきにくい。
胸の黒いもようを横から見ると、その違いがわかる。3本ある黒い線の中央の線に注目すると、羽側の線の先がアキアカネはとがっているのに対し、ナツアカネは角ばっている。
アキアカネの写真
アブラゼミ
約4~6cm
観察:7~8月
セミの中では、最もふつうの種類である。体の色は黒く、羽は茶色であり腹には白い粉のようなものがついている。7月から8月にかけて多く発生し、ギーギーと大きな音を出す。ヌケガラというとこのセミのものを見かけることが多い。
アブラゼミ
ベニシジミ
約1.5cm
観察:6~9月
シジミチョウの中で、このチョウほどあざやかな色をしているのは他にはいない。平地・山地のどこにでもいる。4月~11月まで何回も発生する。春型の雄は特に朱色が濃い。食草はギシギシ・スイバ・ダイコンであり幼虫で越冬する。
ベニシジミ
オオカマキリ
約8cm
観察:5~10月
体長は8cmほどあり、カマキリの中で一番大きい。色は緑色で、カマのような前足で生きている虫をとらえて食べる。他にハラビロカマキリ・ナミカマキリ・コカマキリ・ヒメカマキリなどがいる。
オオカマキリ
エンマコオロギ
約2~3cm
観察:7~10月
からだは茶褐色で、2~3cmの大きさである。4月頃出て数回脱皮をくりかえして8月頃成虫になる。
ほかにミツカドコオロギ・オカメコオロギなどがいる。
エンマコオロギの写真
ナナホシテントウ
約1cm
観察:4~10月
大きさは1cmぐらいで、赤い色の中に7つの斑紋がある。幼虫・成虫はアブラムシやカイガラムシを食べる。
ほかにナミテントウ・アカボシテントウなど多くの種類がある。
ナナホシテントウの写真

水辺の生物(8種)

調査対象種 水辺の生物
名前/大きさ 特徴など   写真
どじょう
約12cm
観察:4~10月
小動物や藻類などを食べる雑食性で、5月から7月が産卵期。雄のほうが雌よりやや小さく胸ビレが比較的長いようである。
えらでの呼吸の他に腸での呼吸もできるため、直接水の表面から空気を吸い込む様子が見られる。さらに、皮膚でも呼吸できるため水がない渇水期には、泥の中で過ごす。
どじょうの写真
アメリカザリガニ
約10cm
観察:5~10月
昭和のはじめ、食用ガエルの餌として輸入され全国にひろまった。いわゆる“帰化動物”の代表。最近は数が減って来ている。(ただザリガニと言うと日本特産の種類でアメリカザリガニよりやや小さい。北海道・東北北部の水のきれいな河川・湖沼にすむ。)
アメリカザリガニの写真
サワガニ
約2.5cm
観察:5~10月
日本ではただ1種の淡水産のおなじみのカニである。水のきれいな小川や山地の渓流に見られる。甲の色は茶褐色、うす青色、うす黄色などの変化がある。近年、水の汚れが進み、次第に生息場所がせばめられてきている。
サワガニの写真
アメンボ
約1.5~2cm
観察:5~9月
長い足で水面をスイスイと滑走するおなじみの昆虫で、あめのような甘いにおいを持っている。池や沼、川にふつうに見られる昆虫である。
アメンボ
アズマヒキガエル
約4~16cm
観察:6~8月
ふつうガマガエルとよんでいる。平地や山地に見られ、人家の庭などにも現れるが、最近は少なくなっている。産卵期以外は水に入ることはほとんどない。川や池の周辺のくぼみや落葉の下などにかくれている。
アズマヒキガエル
ウシガエル
約10~18cm
観察:6~8月
食用のため北アメリカから1919年に輸入され日本各地に広がった。平地の池や、幅の広い溝や小川など水量の多い場所にすみ、夜間になるとウシのような大きな声で鳴く。行動はすばやい。
ushigaeru
トウキョウダルマガエル
約4cmまで
観察:5~10月
この辺ではトノサマガエルと言っているがトノサマガエルは関東にはいない。体長50~60mmぐらいで、トノサマガエルに比べてやや小さく、体形は太めである。口先から後方にかけて灰褐色の地色に、一部または全部が緑色をしている。斑紋は黒褐色、ほぼ円形で数が少ない。
tokyodarumagaeru
ニホンアマガエル
約2~4cm

観察:5~10月
人家の植え込みや、人家に近い低木、草むらにすむ。雨が近づくと、木や草の葉の上でさかんに鳴く。指の先の吸盤や緑色の体色は樹上生活に適している。周囲のものに合わせて体色を変化させる。
秋以降になると土の中や石垣のすき間で冬眠する。

    amagaeru

4.実施時期

主に4月~10月(11月~3月もぜひ継続して調査をしてください)
募集を春に行っていますが、年度の途中からでも参加できます。

5.参加方法

以下のいずれかの方法で参加申し込みをしてください。

  1. オンライン申請システムから申し込み→申し込みはこちら(新しいウィンドウが開きます)
  2. はがきに (1)住所  (2)氏名  (3)年齢  (4)電話番号  を記入し、市役所環境政策課まで郵送(住所は下記参照)
    (環境レポーター申し込みと明記してください。)
  3. 電話申し込み

 

参加申し込み先】
  〒326-8601
  足利市本城3丁目2145番地

  足利市役所生活環境部環境政策課
  電話番号:0284-20-2151

6.調査票の提出

年度ごとに報告書を作成する都合上、4~10月分の調査票を10月末までにご提出いただいています。

(11~3月分の調査票も随時受け付けています。)

 

調査票については、環境政策課へ郵送(住所は下記参照)又はご持参ください。

(環境レポーター調査票在中と明記してください。)

 

【調査票提出先】
  〒326-8601
  足利市本城3丁目2145番地

  足利市役所生活環境部環境政策課
  電話番号:0284-20-2151

7.環境レポーター調査結果報告書

直近3年度分の調査報告書を掲載しています。


掲載日 令和6年3月11日
このページについてのお問い合わせ先
お問い合わせ先:
生活環境部 環境政策課 環境推進担当
住所:
〒326-8601 栃木県足利市本城3丁目2145番地
電話:
0284-20-2151
FAX:
0284-20-2140

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