常任委員会行政視察報告書(令和5年度)
委員会の調査・研究活動の一環として、他の自治体で取り組まれている先進的な事例を視察しました。
※委員名をクリックすると、それぞれの視察報告書をご覧になれます。
総務企画防災常任委員会
実施日
令和5(2023)年10月30日・31日
視察事項
AI乗合オンデマンド交通「のらざあ」について(長野県茅野市)
茅野市は、令和2年度に国土交通省の「日本版Maas推進・支援事業」に選出され、AI乗合オンデマンドを利用した新たな地域公共交通システムの実証実験を行って以降、スマートフォンアプリまたはコールセンターにおいて利用者からの配車予約を受け付け、AIによる最適な運行ルート、配車をリアルタイムで行っている。
本市では、足利市地域公共交通計画を策定し、公共交通サービスの向上に向けた取り組みを推進していることから、公共交通における先進事例として、当該事業を視察したものである。
なお、Maasとは地域住民や旅行者一人一人のトリップ単位での移動ニーズに対応して、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービスのことである。
消防団員確保の取組について(岐阜県可児市)
可児市は、消防団協力事業所表示制度や学生消防団活動認証制度、消防団員財団証明、消防団PR動画の作成など、消防団員確保のための幅広い取り組みを行っている。
本市においても消防団員の確保が課題となっているため、先進事例として視察したものである。
各委員の視察報告書
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金子 裕美 委員長(pdf 165 KB)
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吉田 晴信 副委員長(pdf 374 KB)
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糸谷 道代 委員(pdf 157 KB)
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鳥井 康子 委員(pdf 127 KB)
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小林 貴浩 委員(pdf 185 KB)
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横山 育男 委員(pdf 178 KB)
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黒川 貫男 委員(pdf 356 KB)
▲茅野市の視察の様子
▲可児市の議場の様子
民生環境水道常任委員会
実施日
令和5(2023)年10月2日・3日
視察事項
高齢者支援の取組について(愛知県刈谷市)
刈谷市では、在宅高齢者に向けた配食サービスを実施しており、見守りが必要で、食事の支度が困難な高齢者の食の自立を支援するとともに、安否確認を行っている。
また、ひとり暮らしの高齢者に対して、携帯型緊急通報機器(見守り安心機器)の貸与を行うなど、高齢者支援の取り組みを進めている。
本市の高齢化率は令和5年10月1日現在で33%を超える深刻な状況であり、そのような状況から、高齢者が買い物をはじめ、日常生活に支障を来している地域もあり、安定した市民生活の実現とその環境づくりへの参考とするため、先進事例として視察したものである。
衛星画像とAIを活用した漏水対策について(愛知県豊田市)
豊田市では、民間企業と協定を締結し、全国で初めて、衛星画像をAIを用いて高精度に解析することにより、水道管の漏水の可能性がある区域を判定する実証実験を実施した。
令和5年4月に実証実験の結果が発表され、漏水可能性区域の絞り込みを行った上で漏水調査を行うことで、調査の効率化につながっている旨の報告がなされた。
本市においても、漏水箇所を効率的に特定し、速やかに破損管路の補修及び、漏水予防を行うための政策が急務となっていることから、先進事例として視察したものである。
各委員の視察報告書
鶴貝 大祐 委員長(pdf 201 KB)
中島 真弓 副委員長(pdf 181 KB)
石野 純子 委員(pdf 135 KB)
飯島 一弘 委員(pdf 178 KB)
末吉 利啓 委員(pdf 184 KB)
須田 瑞穂 委員(pdf 177 KB)
斎藤 昌之 委員(pdf 160 KB)
尾関 栄子 委員(pdf 189 KB)
▲刈谷市の視察の様子
▲豊田市の議場の様子
教育経済建設常任委員会
実施日
令和5(2023)年11月6日・7日
視察事項
大河ドラマを契機とした観光振興について(愛知県岡崎市)
本市では、令和5年度に観光客の増加と持続的な確保のため、足利氏に関する地域資源を生かした「足利氏のふるさと」ツーリズム観光誘客促進事業を実施する。足利氏に関する地域資源としては、市内に数多く残る足利氏ゆかりの寺社のほか、平成3年に放送された大河ドラマ「太平記」があり、大河ドラマの反響は大きく、現在も本市2番目の観光客数(481万人)を記録している。
徳川家康公の生誕地である岡崎市では、現在の「どうする家康」のほか数多くの大河ドラマが放送されてきたが、これまで同市で講じられてきた観光振興策の成果や課題を調査することで、本市の事業を遂行する上での参考とするため、先進事例として視察したものである。
小中一貫校について(愛知県瀬戸市)
瀬戸市では、全市的に小中一貫教育を推進している。市内各中学校ブロック内の小中学校では、義務教育9年間を見通した学校教育の目標やカリキュラムを作成し、それぞれの学校や地域の特色を生かした教育活動を展開している。
また、中心市街地の少子化問題を解決するため、5つの小学校と2つの中学校を統廃合し、令和2年に小中一貫校「にじの丘学園」を開校したところである。
瀬戸市における学校統廃合や中学校ブロックでの小中一貫教育の取り組みについて成果や課題を調査することで、小中学校の再編を検討している本市の参考とするため、先進事例として視察したものである。
各委員の視察報告書
藤本 秀樹 委員長(pdf 112 KB)
荻原 久雄 副委員長(pdf 171 KB)
鬼久保綾子 委員(pdf 103 KB)
海老沼利昌 委員(pdf 93 KB)
山本 仁美 委員(pdf 111 KB)
小沼 光代 委員(pdf 114 KB)
栗原 収 委員(pdf 119 KB)
渡辺 悟 委員(pdf 549 KB)
▲岡崎市の視察の様子
▲瀬戸市の議場の様子
議会運営委員会
実施日
令和6(2024)年1月31日・2月1日
視察事項
決算審査特別委員会での事業評価と各常任委員会での予算への提言について(静岡県藤枝市)
藤枝市議会では行政の監視機能として、予算編成・予算執行・決算審査のサイクルを確立し、予算執行の結果である決算の審査機能を強化し、その結果を次年度の予算編成に活用するよう市長に提言している。
常任委員会においても、6月と11月の定例会の中で執行状況をチェックし、来年度予算への政策的課題の提言を行うなど、予算、決算特別委員会と各常任委員会が行うべき役割がPDCAサイクルの中で明確になっていることから、本市の参考とするため、先進事例として視察したものである。
議場の大型スクリーンの活用について(愛知県一宮市)
一宮市議会では平成26年に市議会のICT化の事例として、議場内の200インチの大型スクリーンを活用し、議員自らがパソコンを操作し、補助資料を使用した一般質問を行っている。
また、スクリーンに投影されるスライドは、ケーブルテレビの中継やインターネット配信にも放映されていることから、本市の参考とするため、先進事例として視察したものである。
各委員の視察報告書
小林 貴浩 委員長(pdf 152 KB)
藤本 秀樹 副委員長(pdf 144 KB)
小沼 光代 委員(pdf 186 KB)
末吉 利啓 委員(pdf 152 KB)
金子 裕美 委員(pdf 196 KB)
須田 瑞穂 副議長(pdf 159 KB)
▲藤枝市の視察の様子
▲一宮市の議場の様子