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水道料金の料金改定について

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水道料金の改定内容

改定の趣旨

地方公営企業である水道事業は、水道をご利用の皆様からの水道料金によって事業を運営しています。

足利市では平成8年に料金改定をして以来30年にわたり料金を維持しながら事業運営を行ってきました。この間、人口減少が進み料金収入が減少していく一方、電気代や建設コストの高騰への対応、そして、昭和6年の給水開始から95年目を迎える現在、水道施設の老朽化による更新工事や耐震補強工事など水道施設にかかる維持管理費用は増大しており、厳しい事業運営となっています。こうした中、今まで通り安全安心な水道水を安定的に皆様へお届けするため、令和8年4月1日より料金を改定します。

皆様のご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

 

pdf足利市水道事業経営戦略(改定版_概要)(pdf 1.99 MB)

改定後の水道料金

  • 基本料金及び超過料金を以下のとおり改定します。【表示金額は1か月分、消費税抜き】
  • 水道料金の改定率は49.4%です。なお、下水道等使用料の改定はありません。

改定後の水道料金

【手続き不要!】国の交付金を活用して水道基本料金を6か月間全額減免します

※実施時期等、詳細が決まり次第、お知らせいたします。

 

国のお金を使うため水道事業の経営に影響はありません‼

 

Q.水道料金を値上げするのに、なぜ基本料金を減免するの?

A.市民の皆様の物価高騰による影響を軽減(緩和)するため、国の重点支援地方交付金を活用し、時限的な緊急経済対策として水道基本料金の全額減免(6か月間)を実施いたします。

 

Q.基本料金を減免して経営は大丈夫なの?

A.減免に要する財源は、全額、国の交付金で賄われるため、水道事業の経営に支障はありません。  

 

Q.足利市の物価高騰対策は他にどのようなものがあるの?

A.詳しくはこちら(新しいウィンドウが開きます)

 

新旧料金比較表(1か月分/消費税10%込)

新旧料金比較表

料金改定適用の時期

足利市では、検針は2か月に1度行い、2か月分の料金をまとめて請求しており、検針月はお住まいの地域によって偶数月と奇数月に分かれています。改定後の料金は、偶数月検針の方については6月検針分(7月支払い分)から適用となり、奇数月検針の方については7月検針分(8月支払い分)から適用となります。検針月は、検針票または足利市My水アプリで確認できます。   

                                              

料金改定適用の時期

新料金の試算・早見表【1回請求分(2か月分)】

現在の使用水量から料金改定後の水道料金を試算できます。検針票または足利市My水アプリをご用意いただき、パソコン等で以下のファイルをダウンロードしてお使いください。

利用にあたっては、表計算ソフトが必要です。ファイルを利用できない環境の方は、水道料金早見表をご参照ください。

 

xls水道料金・下水道等使用料自動計算フォーム (xls 253 KB)

 

水道料金・下水道等使用料自動計算フォームのイメージ及び検針票の見本イメージ

足利市My水アプリ検針結果画面及び水道メーターの蓋

水道料金早見表(2か月分)0~50m3

水道料金早見表(1)(2か月分)

水道料金早見表(2か月分)51~100m3

水道料金早見表(2)(2か月分)

PDFはこちらpdf水道料金早見表(pdf 377 KB)

下水道等使用料については変更ありません。

栃木県内各市・近隣市との比較(水道料金)

栃木県内各市・近隣市との比較

メーター口径13mmで20m³使用したときの1か月分の金額(税込)です。

足利市の水道料金は改定後も全国平均や県内平均と比べて安価です。

詳細はこちらpdf栃木県内市町及び両毛6市の水道料金等一覧表(pdf 166 KB)

改定率49.4%の考え方

総括原価方式による水道料金水準の算定方法

総括原価方式とは、水道事業の営業に必要な費用などの合計を「総括原価」(=適正な原価)として算定し、総括原価を水道料金収入で賄えるように設定する方法です。

 

総括原価方式の基本的な考え方

令和6年度決算の数値で計算した場合(参考例)

参考に直近の令和6年度決算の数値(1年間)でみてみると、総括原価に対して水道料金収入は2.7億円不足しています(水道料金以外の収入などがあるため、水道事業全体の損益は5,143万円の赤字となりました)。将来の設備更新に備えるための費用である資産維持費も見込めていません。

※水道料金の水準は、単年度の経営状況だけではなく、中長期的な見通しを立てて算定する必要があります。そのため、実際には料金算定期間に応じて算定します。

 

令和6年度決算の数値

足利市上下水道事業審議会の答申

足利市では、公益社団法人日本水道協会が策定した「水道料金算定要領」を参考に、中長期的な見通しを立てて水道料金水準の計算をする期間(料金算定期間)を令和8年度から令和12年度までの5年間として料金改定の検討をしてきました。

足利市上下水道事業審議会からは、足利市の検討状況や「水道料金算定要領」を踏まえ、『将来的に更新する対象である資産の3%を限度として、資産維持費を総括原価に計上することとし、水道料金を64%を限度に引き上げる必要がある』という答申を令和7年6月に受けました。

 

足利市上下水道事業審議会の答申

今回の水道料金改定

足利市では、審議会の答申を踏まえ、水道料金の引上げが市民生活や事業活動に与える影響に配慮するとともに、持続可能な事業運営を一定期間実現できる水準として、水道料金の改定率を49.4%としました。

 

今回の水道料金改定

料金改定に係る用語集

pdf用語集(pdf 124 KB)

 

料金改定に関するQ&A


Q:なぜ、水道料金の改定を行うのですか?

足利市上下水道事業審議会が水道事業の経営基盤の強化及び安定的なサービスの提供を実現するための経営方針について審議を行った結果、料金を改定する意見が提出されたことを受けて検討を始めました。
水道水をつくり配水するための電気代の高騰や、昭和の時代に敷設された水道管の交換費用等に係る支出が増え続けていることに加え、人口減少のため水道使用者が減ったことにより、水道料金収入も減少傾向になり、このままでは安定的な水道事業の経営が難しい状況です。足利市では、平成8年から料金の改定を実施せずに経営の効率化を進めてきましたが、今後の見通しを踏まえて料金改定を行うことになりました。

 

Q:どのくらい値上がりしますか?

新料金は、およそ49%の値上げ幅となります。区分や基本料金・超過料金の体系に変更はありません。
なお、今回の改定は、消費税率の改定による料金改定以外では平成8年以来30年ぶりの料金改定となります。

 

Q:なぜこの時期に料金改定をするのですか?

令和6年度決算から赤字が発生し、現在の状況であると、事業運営に必要な資金が令和11年に枯渇する見込みとなりました。安定的な水道事業を継続するため、令和8年4月1日を基準日として、料金改定を行うことになりました。


Q:足利市からの税金を充てることはできないのですか?

地方公営企業法において、水道料金等の収入をもって事業を運営する「独立採算制」が原則となっています。そのため、一部の収入を除き、水道料金や手数料等の収入で水道事業を運営していく必要があります。

 

Q:水道施設や水道管の更新に関してどのように考えていますか?

事業開始の昭和初期に建設された施設をはじめ、目標耐用年数を超過している施設や管路が多数あるため、計画的な更新をしていきます。

 

Q:今後料金改定の予定はありますか?

社会情勢が大きく変化している昨今において、料金算定期間の5年間を目安に今後も定期的な検証を行うとともに、その検証結果に基づいて、収支の均衡を維持する適正な水道料金を設定する必要があります。

 

Q:料金改定をする前に経費削減などできることはありますか?

浄水場等運転管理業務や上下水道包括業務を民間委託などにより、人件費の削減を図っていますが、物価や最低賃金、光熱費の上昇などにより、工事費や動力費が増加しています。経費削減については、常に努力を続けています。

 

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水道事業の概要

水道事業のあらまし

水道事業のあらまし(新しいウィンドウが開きます)

施設の概要

足利市は渡良瀬川により南北に分かれており、北部はいくつかの緩やかな山並のある地形となっています。足利市の水道水は南北それぞれに水源を持っており、どちらも良質な地下水で賄われています。

浄水場は9施設、配水能力は約80,500m³/日となっています。

また、高低差の大きい地形条件のもと、配水場10施設、増圧場36施設を配置し、布設した1,024kmの水道管で市内全域に給水しています。

給水区域と水道施設の位置

給水区域と水道施設の位置

 

pdf施設の資料(浄水場・配水場)(pdf 134 KB)

pdf施設の資料(増圧場)(pdf 136 KB)

 

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料金改定の背景

水道管路や水道施設の老朽化

漏水の状況 

足利市では、年間700件を超える水道管の漏水修繕を行っており、その件数は年々増加しています。

 

漏水の状況1  漏水の状況2

mp4実際の漏水の状況はこちら(mp4 1.21 MB)  

 

水道施設の老朽化

老朽化が進む水道施設

水道事業の現状・課題

水道料金収入の減少

水道料金収入の減少

水道料金収入は、平成9年度をピークに、人口の減少や節水機器の普及により減少しています。令和6年度の決算では約19.2億円(水道料金軽減分を考慮しています)で、平成9年度に約26.2億円あった料金収入は7億円も減少してしまいました。今後の見込みでは、現行料金のまま推移すると、この先の10年間でさらに約2億円が減少する見込みです。

増大する水道管や施設の更新需要

増大する水道管や施設の更新需要

水道施設や水道管は老朽化が進み、更新にかかる費用が増大しています。また、老朽化する施設の更新だけでなく、大きな地震に備えて耐震化を図る必要があり、このような更新費用は、10年間で200億円以上に及びます。

 

【主な事業】

  • 今福浄水場、緑町配水場更新工事:約100億円
  • 北部配水場整備事業:約20億円など

有収率の低下

有収率の低下

浄水場から配水した水がご家庭の水道メーターまで届き、料金収入につながった水の割合を表す有収率は、令和6年度決算では69.1%となっており、全国平均と比べて約20ポイント低くなっています。有収率低下の原因として水道管の老朽化による漏水があげられます。足利市は年間漏水件数が増加しており、有収率も年々下降傾向にあります。

経費削減の取り組み

経費削減の取り組み

平成23年度から検針・料金徴収等業務の全面委託を開始するなど経営の効率化、住民サービスの向上を図るため、民間活力を導入し、拡大してきました。また、耐震性能が不足していた水道庁舎から栃木県庁足利庁舎へ移転したことにより、老朽化した庁舎の維持管理費や新庁舎建設費用を削減しました。

料金改定の必要性

料金改定の必要性

足利市上下水道事業審議会

足利市上下水道事業審議会は、足利市上下水道事業審議会条例に基づいて設置する組織です。

市長の諮問に応じて、水道事業、工業用水道事業、下水道事業に関する事項について審議を行います。

 

足利市上下水道事業審議会について(新しいウィンドウが開きます)

足利市水道事業経営戦略

より一層の経営基盤の強化と財政マネジメントの向上に取り組むため、令和4(2022)年3月に策定した「足利市水道事業経営戦略」を改定しました。

計画期間は令和8(2026)年度から令和17年度の10年間としています。

 

pdf足利市水道事業経営戦略(改定版)(pdf 3.35 MB)

 

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その他

節水方法の紹介

小さな工夫の積み重ねが上手な節水に繋がります。

歯みがき・洗顔

  • 水を流したままにせず、コップ及び洗面器を使用する(30秒間で約6ℓ)

台所

  • 食器に付着した油汚れをあらかじめ紙などで拭き取る
  • 食材や食器は洗い桶を使用してため洗いする
  • 水を流したままにしない(1分間で約12ℓ)
  • 洗剤は適量で使用する

お風呂

  • シャワーをこまめに止める(1分間で約12ℓ)
  • お風呂の湯量は適量・適温で
  • 間をあけずに効率良く家族全員が入浴できるように心がける

トイレ

  • 洗浄は使用後の1回にする
  • 大小レバーまたはボタンを使い分ける

洗濯

  • まとめ洗いを心がけて洗濯の回数を減らす
  • ためすすぎをする
  • 洗剤の適量使用やすすぎ1回の洗剤を活用する
  • お風呂の残り湯を利用する

洗車

  • バケツに水を汲んで洗う
  • ホースの場合は手元制御弁がついているものを使用する

水道メーター検針アプリ「足利市My水アプリ」について

お持ちのスマートフォンに「足利市My水アプリ」をダウンロードして、ご自宅等の水道メーターを検針できます。市民の皆様が2か月に一度、アプリを使用して自ら検針していただくことで、水道料金が50円引きになります。

 

足利市My水アプリ

👆上の画像(バナー)をクリックすると「足利市My水アプリ」専用ページに進みます👆

水道使用量・料金確認サイト「あしみずポータル」について

「あしみずポータル」とは、インターネットでご自身の使用水量や料金を確認できるシステムで、過去2年間の利用状況や料金の推移なども知ることができます。本システムを利用するには会員登録が必要となります。登録には「ポータル登録番号」等が必要になることから、登録の際は令和7年4月以降に発行された検針票をお手元にご用意ください

 

あしみずポータル

👆上の画像(バナー)をクリックすると「あしみずポータル」専用ページに進みます👆

各種申請書等ダウンロード

各種申請書等はこちら(新しいウィンドウが開きます)

水道加入金等について

水道加入金等はこちら(新しいウィンドウが開きます)

足利市の下水道

下水道について(新しいウィンドウが開きます)

下水道等使用料は変更ありません。

(参考)下水道等使用料早見表PDFはこちらpdf下水道等使用料早見表(pdf 341 KB)

 

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掲載日 令和7年12月23日
このページについてのお問い合わせ先
お問い合わせ先:
上下水道部 企業経営課 料金・給排水担当
住所:
〒326-0053 栃木県足利市伊勢町4丁目19番地
電話:
0284-22-7916(料金について)
(メールフォームが開きます)

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