高齢者を狙った詐欺にご注意ください!
事例1
足利市在住の高齢者宅に、市役所職員を名乗る者から「還付通知を送付したが回答がないため電話した。これから郵便職員を自宅に向かわせる。」との電話がありました。高齢者の方は、市役所に職員がいるかを確認しようと思っていましたが、その前に郵便局職員を名乗るものが自宅を訪れ、キャッシュカードを見せてほしいと言われたため渡してしまいました。その後、カードを封筒に入れた状態で返され、その際、数日間はそのまま待つよう言われたため、中を確認しませんでした。
同日、不審に思った被保険者から市保険年金課に電話があり、市職員が中身をすぐに確認するよう伝え、確認したところキャッシュカードとは別のものが入っており、本事案が発覚しました。
保険年金課では、職員が高齢者の自宅に訪問し手続き等を行うことはありません
見知らぬ訪問者に保険証や送付された通知を見せたり、
現金など大切なものを保管してある場所を知られないように用心しましょう。
事例2
高齢者宅に、金融機関の職員を名乗る者から、「医療費の返還について10月末を期限とする文書を送付しているが、手続きがされていないので確認したい。」との電話がありました。高齢者の方が「当該文書は手元にはない。」と応答したところ、「キャッシュカードを持って市内商業施設敷地内に設置されたATMに来れば手続きができる。」と言われました。「キャッシュカードは持っていない。」と伝えたところ、「市役所に手続きの案内文書を再送付するよう話しておく。」と言われ、通話は終了しました。その後、当該手続きについて市に電話で問い合わせたことにより本事案が発覚しました。
保険年金課では文書で案内した手続きについて、電話により勧奨を行うことはありません
市や広域連合の手続きの案内に、金融機関職員を介することは絶対にありません。
また、原則として市庁舎に来庁をお願いしており、商業施設に呼び出すことは絶対にありません。