帯状疱疹 任意予防接種費用の助成について
現在、任意となっている帯状疱疹予防接種の接種費用を以下のとおり助成します。
助成対象者
以下のどちらも該当する方が対象者になります。
- 接種日時点で足利市に住民票のある、満50歳以上の方
- 足利市で帯状疱疹予防接種の費用助成を受けたことがない方
ワクチンの種類及び接種回数
現在、2種類のワクチンがあります。効果などに違いがありますので、使用するワクチンについては、医師にご相談ください。
名称 |
乾燥弱毒生水痘ワクチン 「ビケン」 |
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン 「シングリックス筋注用」 |
種類 | 生ワクチン | 不活化ワクチン |
接種対象者 | ・50歳以上の方 |
・50歳以上の方 ・帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の方 |
接種回数 | 1回 | 2回(通常、2か月の間隔をおく) |
費用(助成がない場合) | 10,000円程度 | 2回で45,000円程度 |
接種方法 | 皮下注射 | 筋肉注射 |
発症予防効果 (接種後1年以内) |
68.7% | 97.7% |
持続性 | 5年程度 | 10年程度 |
副反応 |
・発赤(44.0%)、そう痒感(27.4%)、熱感(18.5%)、腫脹(17.0%)、疼痛(14.7%)、硬結(13.5%)など。 ・重大な副反応として、まれに、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎がある。 ※詳しくは、添付文書(新しいウィンドウが開きます)をご確認ください。 |
・疼痛(79.1%)、発赤(37.4%)、筋肉痛(36.9%)、疲労(34.6%)、頭痛(28.3%)、腫脹(24.2%)など ・重大な副反応として、まれに、ショック、アナフィラキシーがある。 ※詳しくは、添付文書(新しいウィンドウが開きます)をご確認ください。 |
※厚生労働省予防接種・ワクチン分科会の資料や各ワクチンの添付文書などを参考に作成。
助成金の制度について
接種医療機関で接種し、費用を支払う際に、接種したワクチンの種類に応じて助成金額を差し引きます。
接種前に特別な手続きは必要ありません。
- 生ワクチン(1回接種)4,000円
- 不活化ワクチン(2回接種)各10,000円
※医療機関の窓口で、差額分をお支払いいただきます。
(例)不活化ワクチンの接種で医療機関の設定金額が22,000円だった場合、実際にお支払いする金額が12,000円になります。
接種医療機関
以下の表中の医療機関で接種可能です。いずれの医療機関でもワクチンの在庫を確認し、予約してから接種してください。
医療機関名 | 所在地 | 電話番号 |
<生> |
不活化 | 備考 |
青木病院 | 本城1丁目1560 | 41-2213 | 〇 | ||
青柳耳鼻咽喉科 | 朝倉町268-2 | 73-1187 | 〇 | ||
浅岡医院 | 相生町387 | 41-8188 | 〇 | ||
朝倉町よしだクリニック | 朝倉町3丁目15-19 | 22-3810 | 〇 | 〇 | |
足利腎クリニック | 伊勢南町9-5 | 43-1760 | 〇 | ||
足利第一病院 | 大月町1031 | 44-1212 | 〇 | 〇 | |
あしかがの森足利病院 | 大沼田町615 | 91-0611 | 〇 | 〇 | |
足利富士見台病院 | 大前町1272 | 62-2448 | 〇 | ||
阿部医院本院 | 葉鹿町1丁目10-8 | 64-0888 | 〇 | ||
いかるぎ町内科クリニック | 鵤木町3-1 | 22-7285 | 〇 | 〇 | |
井戸川クリニック | 福富町2096-1 | 73-3360 | 〇 | 〇 | |
今井病院 | 田中町100 | 71-0181 | 〇 | ||
うるしばらクリニック | 借宿町610-7 | 70-7177 | 〇 | ||
大岡胃腸内科 | 花園町4-2 | 41-1177 | 〇 | 〇 | |
岡田内科・小児科 | 朝倉町3丁目8-14 | 72-8877 | 〇 | 〇 | |
小平内科クリニック | 助戸1丁目710 | 44-2223 | 〇 | 〇 | |
落合医院 | 今福町66 | 21-1328 | 〇 | 〇 | |
尾之内外科 | 大前町460-4 | 55-5749 | 〇 | ||
小野内科消化器科医院 | 旭町851-4 | 22-3730 | 〇 | 〇 | |
賀川診療所 | 五十部町1785 | 21-3131 | 〇 | 〇 | |
鹿島こどもクリニック | 鹿島町501-3 | 65-0035 | 〇 | 〇 | |
鹿島整形外科 | 鹿島町506 | 62-7881 | 〇 | 〇 | |
かめいクリニック | 堀込町2760-1 | 70-6607 | 〇 | ||
亀田医院ペインクリニック | 朝倉町3丁目16-5 | 72-2233 | 〇 | 〇 | |
きねぶちクリニック | 元学町830-3 | 42-8200 | 〇 | 〇 | |
くさの小児科 | 上渋垂町338-3 | 73-7000 | 〇 | 〇 | |
県西在宅クリニック足利 | 福居町979-1 | 64-8088 | 〇 | ||
こんのクリニック | 福居町506 | 73-0860 | 〇 | 〇 | |
小林内科 | 堀込町189-1 | 70-3022 | 〇 | 〇 | |
小松原ペインクリニック | 南大町451-1 | 70-1374 | 〇 | 〇 | |
三瓶医院 | 大町11-12 | 41-0066 | 〇 | 〇 | |
柴田クリニック | 千歳町67-7 | 43-2330 | 〇 | 〇 | |
新山クリニック | 新山町2256 | 42-1881 | 〇 | 〇 | |
鈴木病院 | 栄町1丁目3412 | 21-2854 | 〇 | 〇 | |
すながクリニック | 八椚町494-1 | 44-7211 | 〇 | 〇 | |
関内科医院 | 利保町3丁目7-1 | 44-0880 | 〇 | 〇 | |
田村レディスクリニック | 江川町3丁目13-3 | 43-3006 | 〇 | 〇 | |
筑波医院 | 羽刈町57 | 71-1633 | 〇 | 〇 | |
てらうち内科小児科医院 | 葉鹿町1丁目31-27 | 64-1133 | 〇 | 〇 | |
ときたクリニック | 江川町2丁目13-5 | 42-3323 | 〇 | 〇 | |
栃木産科婦人科医院 | 錦町14 | 41-3378 | 〇 | 〇 | |
冨田内科医院 | 錦町45-1 | 41-5405 | 〇 | 〇 | |
長﨑病院 | 伊勢町1丁目4-7 | 41-2230 | 〇 | ||
なかたクリニック | 借宿町558 | 73-6760 | 〇 | 〇 | |
なかみがわ内科小児科クリニック | 八幡町1丁目7-1 | 70-0511 | 〇 | 〇 | |
中谷医院 | 通2丁目2646-1 | 41-3591 | 〇 | 〇 | |
中山内科医院 | 通2丁目2739 | 21-6495 | 〇 | 〇 | かかりつけの方のみ |
西田医院 | 小俣町1789-1 | 65-0088 | 〇 | ||
はじか外科内科 | 葉鹿町1丁目16-2 | 64-8437 | 〇 | ||
平沢内科医院 | 緑町1丁目5-2 | 21-3567 | 〇 | ||
福地医院 | 西新井町3178 | 71-2161 | 〇 | 〇 | |
ふじさわみみはなのどクリニック | 葉鹿町324-5 | 65-1387 | 〇 | 〇 | |
伏島医院 | 里矢場町1985-2 | 71-3010 | 〇 | 〇 | |
伏島クリニック | 朝倉町3丁目3-1 | 70-3085 | 〇 | 〇 | |
本庄記念病院 | 堀込町2859 | 73-1199 | 〇 | 〇 | |
増田医院 | 上渋垂町72-1 | 72-5288 | 〇 | 〇 | |
みくりや整形外科 | 島田町822-6 | 73-7373 | 〇 | ||
皆川病院 | 多田木町1168-1 | 91-2188 | 〇 | ||
柳田医院 | 福居町589 | 71-2301 | 〇 | ||
山川ゆい診療所 | 山川町88-7 | 22-3651 | 〇 | 〇 | |
ゆはし医院 | 大町12-2 | 40-1500 | 〇 | 〇 | |
吉田醫院 | 江川町3-4-12 | 22-7661 | 〇 | 〇 | |
わたなべ整形外科 | 寿町9-28 | 43-2772 | 〇 |
実施期間
令和6年4月1日(月曜日)から
助成についてのQ&A
Q.すでに帯状疱疹のワクチンを何年か前に接種しました。助成事業開始日以降に、再び接種を希望していますが、助成の対象になりますか。
A.助成事業開始日(令和6年4月1日(月曜日))以降に、初めて市の助成を受けるということであれば助成の対象になります。なお、一度助成を受けた方はその後の接種については対象となりません。
Q.不活化ワクチンの1回目を令和5年度中に接種しました。2回目を助成事業開始日以降に接種する予定です。助成の対象になりますか。
A.ご質問の場合、2回目のみが助成の対象になります。なお、数年後に再接種を希望され、不活化ワクチンを接種される場合は、1回目のみ助成対象となります。
健康被害救済制度(任意接種)
帯状疱疹予防接種は、任意接種(予防接種法に基づかない接種)です。任意接種の健康被害救済制度については、独立行政法人医薬品医療機器総合機構のサイト(新しいウィンドウが開きます)をご確認ください。
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、子どものころに感染する「水ぼうそう」のウイルスが、治癒後も体の感覚神経に潜伏し、大人になって加齢や疲労によるストレス、基礎疾患や癌、リウマチなどの治療で使用される免疫抑制剤等により、その人の免疫力が低下することで、ウイルスが再活性化して発症する病気で、体の左右どちらかの神経に沿って痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数集まり帯状に生じます。日本での疫学調査では働き盛りの50歳を過ぎたころから急増し、80歳までに3人に1人が発症する(生涯発症率は約30%)ほぼ全ての日本人が発症のリスクを持った疾患です。
帯状疱疹後神経痛(PHN)
帯状疱疹は皮膚の表面にできる発疹からくる痛みが主な症状ですが、発疹が治癒した後にも痛みが残る場合があり、帯状疱疹後神経痛(PHN)と呼ばれています。帯状疱疹後神経痛は人によってさまざまな痛みが生じますが「焼けるような」「ズキンズキンとする」「刺すような」痛みが多いとされています。皮膚感覚の異常がみられることもあり、痛みによって睡眠や日常生活に影響を及ぼすことがあります。
帯状疱疹にかかったら
帯状疱疹の初期症状は、皮膚の痛みやかゆみ、違和感などです。痛みは「ピリピリする」「ジンジンする」といったような症状がみられます。早期に治療することで軽症で済むケースが多いため、おかしいなと感じたら早めに医療機関を受診し治療することが重要です。