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生ごみを自宅で処理してみませんか?(土を使った生ごみ分解)

このページは情報量が多いため、ページ内リンクが設定されています。

土を使った生ごみ分解とは?

分解のしくみ

生ごみを土にうめる分解方法です。土の中にいる微生物が酸素を使い、生ごみを水や二酸化炭素に分解してくれます。

うめられる生ごみ

  • 人間が食べるものはほぼ何でも大丈夫です。
  • 生ごみの水切りは不要です。
  • 油分や水分は分解を促すので、おすすめです。

こんな方におすすめです!

  • 家から出るごみを減らしたい
  • 自宅に庭がある又はベランダなどにプランターが置ける
  • お茶がらやコーヒーがらなど水分を多く含んだ生ごみが出る

3ステップ!生ごみのうめ方

STEP1:土を20cm程掘ります

  • 浅いと、臭いがしたり動物に荒らされる原因になります。

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STEP2:土と生ごみをよく混ぜます

  • 生ごみを入れた後に水を加え、ドロドロになるように土とよく混ぜます。
  • 大きな生ごみはスコップやシャベルでくだくと分解が早まります。

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STEP3:掘った土をかぶせフタをします

  • 乾いた土で覆うことで、臭いや動物被害を防ぎます。

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ポイント:うめる場所はローテーションで

  • 暑い時期は4~5日、寒い時期は2~4週間程度で分解されます。
  • 分解されるまでは、別の場所に穴を掘ってうめましょう。
  • うめる場所は、自宅裏など、近隣の方の迷惑とならない場所がおすすめです。(※自分が所有権を持たない土地にうめると不法投棄になりますのでご注意ください。)

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土を使った生ごみ分解の特徴・ポイント

  • 土と生ごみを混ぜるときは、なるべく生ごみが土に接するようにすると分解が早まります。
  • 時々、シャベルで土をザクザクと切り刻むように空気を入れてあげると、分解が早まります。
  • カレーやソース、煮物の汁などもそのまま入れられます。
  • 生ごみを細かく刻んだり、ゆでて柔らかくすると、分解が早まります。
  • 揚げ油やドレッシングなどの油分は、分解を早めるのでおすすめです。(※廃食油は拠点回収協力店で回収も行っています(新しいウィンドウが開きます)

早く分解できるもの

  • 火を通したもの(茹でる、炒める、煮る、炊くなどしたもの)
  • 細かく刻んだもの
  • 水分が多く小さいもの

分解に時間のかかるもの

  • たまごの殻
  • 玉ねぎの茶色い皮
  • トウモロコシの芯など

入れない方がよいもの

  • 貝殻
  • フライドチキンや魚の骨など
  • 種(梅干し・かぼちゃ・果物の種など)
  • ビニールやたばこの吸い殻など食べ物ではないものなど

Q&A

どんな土がおすすめ?

黒土がおすすめです。

水切りした方がいいの?

うめる場合は水切り不要です。逆に、水分があった方が分解が早まります。

白いカビのようなものが発生したけど、失敗?

土のついた生ごみの周りに、白いカビが発生することがあります。分解の途中ですので、そのまま続けて大丈夫です。

土の量は増えるの?

生ごみは、水と二酸化炭素と土の養分に分解されるので、土の量は増えません。

たとえば…こんな生ごみをうめています(クリーン推進課職員が実践中)

 

令和4年9月から、生ごみを土にうめ始めました。

最初は、分解が早そうなお茶がらやコーヒーがら、細かく刻んだブロッコリーの芯などから挑戦してみました。

気温が高い時期だったこともあり、数日で消えてなくなっていたことに驚きました。

その後は徐々に、実験のようにいろいろなものを入れています。

 

夏場に驚いたことは、スイカの皮が分解できたことです。水分が多く重さのある生ごみなので、それを土に埋められたことはとても大きなごみ減量効果があったと感じています。

たまごの殻や火が通っていない野菜の皮などは、分解に時間がかかりますが、いつか分解されるだろうと気長に放置しています。

 

ここ数か月の生ごみの様子をいくつかご紹介します。

我が家では、三角コーナーは使用せず、ボウルに直接生ごみを入れています。

写真のボウル一杯で、おおよそ4人家族の2日分の量(700~900g)です。

 

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<8月のある日>

枝豆のさや

たまごの殻

キウイの皮

お茶がら

揚げ物の油

煮物の残り汁

 

 

 

 

 

 

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<9月のある日>

みかんの皮

えのきの軸

大根の皮

人参の皮

小松菜の軸

コーヒーがら

 

 

 

 

 

 

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<10月のある日>

お刺身のつま

柿の皮

キャベツの芯

ねぎの頭

お茶がら

煮物の残り汁

 

 

 

 

 

 

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<11月のある日>

たまごの殻

ねぎの頭

しめじの軸

ホッケの皮

お茶がら

 

 

 

 

 

 

 

問題:1年間の取組で「燃やせるごみ」がどれだけ減ったでしょうか?

4人家族1日あたりの生ごみの重さ=約400g

1人1日あたりの生ごみの重さ(約100g)×365日=36,500g

 

答え:1人あたり、1年間で36.5kgの燃やせるごみを減らすことが出来ました!

 

※生ごみの重さは、クリーン推進課職員の実績を基にしています。

ごみを減らすために…

ご興味を持たれた方、これならやれそうだなと思われた方、今日から是非取り組んでみてください。

うめたものによっては、なかなか分解が進まないこともあるかもしれませんが、気長にのんびりとやってみてください。

ピンクのごみ袋に入れるごみがかなり減るので、減量効果を感じることが出来ると思います。

燃やせるごみの減量にご協力をお願いいたします。

 

【参考】

pdf土を使った生ごみ分解(分解について)(pdf 413 KB)

土を使った生ごみ分解(分解について)

 

pdf土を使った生ごみ分解(生ごみのうめ方)(pdf 333 KB)

土を使った生ごみ分解(生ごみのうめ方)


掲載日 令和5年12月8日
このページについてのお問い合わせ先
お問い合わせ先:
生活環境部 クリーン推進課 クリーン推進担当
住所:
〒326-8601 栃木県足利市本城3丁目2145番地
電話:
0284-20-2141
FAX:
0284-20-2140

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