このページの本文へ移動
色合い 標準 青 黄 黒
文字サイズ 標準 拡大 縮小
RSS

この木、何の木?

字降松(かなふりまつ)

かなふりまつの写真

  天文年間、読めない字や意味のわからないことばなどを紙に書いてこの松の枝に結んでおくと、翌日にはふり仮名や注釈がついていたことから、学徒ばかりでなく近所の人まで利用するようになり「かなふり松」と呼ばれるようになったと伝えられています。

 

  足利学校の最盛期、第7世庠主九華のころの物語(伝説)です。

楷(かい)の木

楷の木の写真    楷の木の葉の写真

  足利学校の学校門をくぐり、正面左手を見ると、遺蹟図書館の前に大樹がそそりたっています。

 

  中国山東省済寧市の曲阜にある孔子の墓所の孔林から、我が国に最も早く伝えられた楷の木のうちの貴重な一株で、栃木県の天然記念物の指定を受けています。

 

  今から2500年前、孔子の死を悲しんだ弟子たちは、3年の喪に服した後、その墓所のまわりに全国から集めた美しい木々を植えて離れました。今も残る70万坪(200ヘクタール)の孔林です。

 

  大正4年、東京林業試験場の場長を勤めていた白澤保美林学博士が孔林から種子を持ち帰って育て、大正11年にその苗を足利学校、湯島聖堂、多久聖廟、閑谷学校聖廟などへ贈りました。

 

  雌雄異株で、この木は雌木です。秋には黄色に美しく色づきます。

 

  和名「ナンバンハゼノキ」


掲載日 令和5年2月1日
このページについてのお問い合わせ先
お問い合わせ先:
教育委員会事務局 文化課 史跡足利学校事務所
住所:
〒326-0813 栃木県足利市昌平町2338番地
電話:
0284-41-2655
FAX:
0284-41-2082
(メールフォームが開きます)

最近チェックしたページ

このページを見た人はこんなページも見ています