建築物の位置及び規模
位置及び規模
位置 |
可能な限り、壁面線を現在の街並にそろえ、街並の連続性を維持する。 |
高さ |
歴史的景観との調和がはかれるように配慮し、原則として2階建以下とする。 |
敷地 |
原則として現在の街並を形成している敷地の形状を維持する。 |
建築物の意匠及び形態
意匠及び形態
デザインの基本方針 |
- デザインは、歴史的雰囲気を創出し、街並の景観に調和したものとする。
- 色彩は、白 ・ 黒 ・ 茶系統を基調とする。
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屋根 |
- 切妻で平入を基調とし、勾配は従来の勾配でそろえるようつとめる。
- 瓦は、いぶし日本瓦とする。
- 前面に下屋を設けることを原則とし、銅板葺も可とする。
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外壁 |
- 外壁の材料は、しっくいまたは、これに類するもの (壁瓦等) を基調とする。
- 腰部分は、しっくい、下見板張りを基調とする。
- 樋は、黒または濃色のものまたは銅製とする。
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開口部 |
- 建具は木製または和風サッシとする。
- 窓には可能な限り木製面格子を取り付ける。
- 出入口は可能な限り格子戸形式のものとする。
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建築設備及び外構等
建築設備及び外構等の概要
外部土間 |
- 御影石張り (小舗石含む) 、洗出し仕上げまたはこれらに類するものとする。
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設備機器 |
- ダクト、煙突、テレビアンテナ、配管類、メーター類、空調室外機等は、道路から見えないように配慮すること。
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門・堀 |
- 構造はできる限り木造で真壁づくりを基調とする。
- 頂部に屋根を設け、いぶし日本瓦葺とする。
- 小壁は、白または黒のしっくいまたは柿色等の土塗り壁を基調とする。
- ブロック堀等は、伝統的デザインを応用したものに修景する。
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車庫等 |
- 出入口は可能な限り、木製の板戸、格子戸または木製折りたたみ戸とする。
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駐車場未利用地 |
- 道路に面して駐車場を設けないようにする。
- 既存の駐車場等については、堀や生垣などで修景し、街路景観の連続性や周辺の景観に調和させる。
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擁壁 |
- 原則として擁壁が生じるような地形の変更は行なわないものとし、やむを得ない場合は、石張りや植栽で表面を修景する。
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補助基準
補助基準一覧
補助対象 |
補助率 |
限度額 |
- 新築・改築の際に、外観を修景基準により修景するのに要する経費
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1/2 以内 |
2,000千円 |
- 修理または外観の一部手直し、色彩の変更により修景するのに要する経費
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1/2 以内 |
800千円 |
- 門・塀の外観を修景基準により修景するのに要する経費
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1/2 以内 |
1,000千円 |
- 同上の修理、外観の手直し、色彩の変更により修景するのに要する経費
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1/2 以内 |
600千円 |
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1/2 以内 |
200千円 |
- 修景上支障となる物件の移転・除去及び必要な物件の復旧に要する経費
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1/2 以内 |
100千円 |
- 都市景観整備創出の基準に適合する施設等に要する経費
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1/2 以内 |
1,000千円 |
掲載日 令和5年2月1日
更新日 令和5年5月8日
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