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【Uターン】名草 生姜農家 遠藤さんインタビュー

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実家の農業を継ぐため
3年前に名草へUターンした遠藤さん
Uターンのきっかけ 農業や名草について
お話をうかがいました


Q:足利を出た理由は何ですか?
A:大学進学のためです。理学部で主に自然科学や化学について学んでいました

Q:大学卒業後は何をされていたんですか?
A:半導体デバイスの開発をする企業に就職しました。何年か社会人経験を積んでから実家で農業をやろうと考えていたのですが帰るふんぎりがつかず結局14年同じ会社で働いていました

 

Q:ふんぎりがつかなかった理由は?
A:実際に農業で収入は得られるのだろうかとか便利な生活から不便な田舎の生活に転換できるのだろうかなどの不安からですね

Q:ではどうやってふんぎりつけたのでしょうか?
A:新しい世界に入っていけるのは40歳までかなぁという気持ちから覚悟を決めました 笑

 

Q:ご実家の農業を継ごうと思ったきっかけは?
A:農業にはずっと魅力を感じていました。両親からは農業を継いでほしいと言われたことはなかったですが名草に戻り農業をやることは大学卒業後から決めていました

Q:遠藤農園さんではどのような作物を作っているのですか?
A:主力は生姜で漬物など加工も行なっています。その他には青パパイヤ、唐辛子、ウコンなどの栽培です。ナス、ピーマン、キュウリなどの苗の出荷も行なっています

 

Q:農業で一番嬉しいと感じることは何ですか?
A:太陽の下で働けることです

Q:農業で一番辛いと感じることは何ですか?
A:農業は社会の変化を意外と受けやすいので、先を読めるのか、読めても動けるのかが不安です

 

Q:名草のような中山間地域での農業の良いところはどんなところですか?
A:山があり感じがいいので、農業体験など人を呼ぶ農業に広げられる可能性があるところです

Q:反対に嫌なところは?
A:猿、猪、鹿などの鳥獣被害があるところ。農地が不定形で効率が悪いことですね

 

Q:これからどんな農業をやっていきたいですか?
A:いろんな実験をしてみたいです。例えば難しいと言われている生姜の連作をあえてしてみて、何か新しい発見ができたらいいなと思います

 

Q:足利の良さはどんなところですか?
A:歴史があるところ。あとは中途半端なところ。頑張れば都心にも飲みにいける、でも田舎。デメリットでもあるのですが 笑

 

Q:最後に名草で好き場所はどこですか?
A:家の近くに城の砦(じょうのとや)と言われる城跡があるんですが、子どもの頃は熊の出現を恐れながら山登って遊んでました。子どもの足でも30分程度で登れる低山なので、今でもふと時間が空いた時に登っています


掲載日 令和2年5月16日 更新日 令和6年5月1日
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〒326-8601 栃木県足利市本城3丁目2145番地
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