イネカメムシの適期防除に努めましょう!
近年、暖冬や春から夏の高温などの影響により、全国的にカメムシ類の発生量が増加しました。栃木県内においても、イネカメムシによる不稔や斑点米が発生しています。
本年も、昨年度と同様にイネカメムシの発生が予想されており、引き続き警戒を緩めないことが重要です。
イネカメムシによる被害の軽減のため、適期に防除対策を実施しましょう!
注意!加害時期により被害が異なります。
- イネの出穂期に加害があると、子実が成熟せず「不稔」となります。
- イネの乳熟期に加害があると、米粒に斑点模様がある「斑点米」となります。
出穂期、乳熟期それぞれの適期に防除が必要です。
栃木県による令和6(2024)年生育診断基本調査における出穂期は、以下の通りです。
令和7年度産の防除の参考にしてください。
- 安足地域 普通植とちぎの星(田植え日6月15日) 出穂期8月19日
- 県南西部 早植コシヒカリ(田植え日5月4日) 出穂期7月21日~7月23日
あさひの夢は、調査はされていませんが、品種特性としてとちぎの星よりも出穂が4~5日遅いと言われています。
掲載日 令和7年7月10日
更新日 令和7年7月15日
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