ヤングケアラーへの支援
「ヤングケアラー」について
「ヤングケアラー」とは、本来は大人が担うようなケア責任を担い、日常的に家事や家族のお世話を行っている子ども(概ね18歳未満)のことをいいます。
家族のお手伝いや手助けをすることは「普通のこと」と思われるかもしれませんが、負担の度合いや状況によっては、学校生活への影響や心身の不調、将来の進学・就職などにも影響を及ぼす深刻な課題です。
一方で、その子ども自身に自分がヤングケアラーであるとの自覚がなかったり、周囲からも「単なる親孝行」と見られがちなところから、問題が表面化しにくいことも指摘されています。
子どもたちには、子どもらしく生き、守られ、成長し、色々なことに参加する権利があります。
子どもが子どもらしくいられる街を目指し、思いやりの心を持って、社会全体でヤングケアラーやその家庭に対する理解を深め、適切な支援につなげられるよう、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
ヤングケアラーに関する相談
学校に行けていない、遅刻や不登校が多い、幼いきょうだいや家族の世話・介護を行っているなど、ヤングケアラーと思われるケースがある場合は、下記相談窓口にご連絡ください。
市役所こども相談課(足利市保健センター2階)
電話 0284-22-4525
受付時間 平日の午前8時30分から午後5時まで
子どもの皆さんへ
お父さんやお母さん、おじいさんやおばあさん、きょうだいなどのお世話などで、こんなことで悩んでいませんか。
- 学校に行けないことがある
- 寝不足で昼間に居眠りをしてしまう
- 宿題や勉強する時間がない
- 友達と遊ぶ時間がない
- 自分のために過ごす時間がない
- 生活のためにアルバイトをしている
- 家族のお世話について相談できる人がいない
ほかにも悩みがあるときは、一人で抱えないで、学校の先生や以下の相談窓口に相談してください。
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市役所こども相談課(足利市保健センター2階)
電話 0284-22-4525
受付時間 平日の午前8時30分から午後5時まで
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(こどもからの色々な相談を、電話やメールで受け付けている窓口を紹介しています。)
ヤングケアラーに関する相談窓口や情報などは、以下のリンクからも参照できます。