竜巻から身を守るために
竜巻は突然発生し、短時間で大きな被害をもたらします。
足利市でも平成23年6月に筑波地区で、ダウンバーストによる突風で住家16棟と非住家29棟が一部損壊、停電、ビニールハウスの倒壊・破損等がありました。
竜巻の特徴を知って、自ら身を守りましょう。
竜巻が発生する兆しとは
竜巻は発達した積乱雲に伴って発生します。
以下のような状況になると竜巻の発生するような発達した積乱雲が間近まで近づいている可能性があります。
- 真っ黒い雲が近づき、周囲が急に暗くなる。
- 雷鳴が聞こえたり、雷光が見えたりする。
- 急に冷たい風が吹き出す。
- 打ち付けるような強い雨やひょうが降りだす。
竜巻が発生・接近すると
- 雲がろうと状に垂れ下がる。
- 飛散物が筒状に舞い上がる
- 気圧の変化により耳に異常を感じる
- ”ゴーッ”というジェット機のような音が聞こえる
竜巻が接近したときの退避行動
竜巻が間近に迫ったらすぐに身を守るための行動を取りましょう。
特に、人が大勢集まる野外行事や子ども・高齢者を含む野外活動、高所・クレーン・足場等での作業など
安全確保に時間を要する場合には、早めの避難開始を心がけてください。
屋内での退避行動
- 家の一階の中心部に近い窓のない部屋や地下室に移動する。
窓のない部屋や地下室への移動が難しい場合- 窓から離れる。ガラス窓の下や周囲は大変危険。
- 雨戸や窓、カーテンを閉める。
- 丈夫な机の下などに入り身を小さくして頭と首を守る。
屋外での退避行動
- 建物内に避難する。
- 駆け込める屋内がない場合は建造物の物陰に入って身を小さくする。
※物置や車庫、プレハブの中は大変危険。
※電柱や太い樹木であっても倒壊することがあり危険。
情報収集
竜巻が発生する可能性がある場合に、『竜巻注意情報』が発表されます。竜巻注意情報は消防・防災情報メールで配信しています。
そのほか火災情報、地震情報、各種気象警報、避難情報など自分の身を守る情報を配信しています。ぜひご登録ください。
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掲載日 令和6年11月1日
更新日 令和6年11月15日
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