展示概要

居初つなは、江戸時代前期の女性向け教科書（往来物）を制作していた人物です。近年、居初つなが豪華な絵本（奈良絵本）や絵巻も制作していたことが分かってきました。しかも、絵本や絵巻の文字（詞書き）と絵の両方を担当していたのです。

本展では、居初つなが描いたかわいらしい絵を中心に、絵本・絵巻と往来物を紹介します。

1 展示期間

  令和7（2025）年6月3日（火曜日）～8月3日（日曜日）

    ≪休館日≫  6月18日（水曜日）、7月16日（水曜日）

2 展示場所

  足利学校遺蹟図書館（史跡足利学校内）

3 主な展示資料

• 百人一首かるた（個人蔵）
  
• 女歌仙（仮題）雛形絵巻（個人蔵）
  
• 徒然草（抜書）雛形奈良絵本（個人蔵）
  
• 鉢かづき 奈良絵本（個人蔵）

4 ギャラリートーク（展示解説）  ≪ぜひご参加ください≫

• 日時：6月22日（日曜日）、7月20日（日曜日）午後2時～（50分程度）
• 場所：足利学校遺蹟図書館（史跡足利学校内）
• 定員：各回  先着30名（事前申し込み不要）

5 主催

足利市教育委員会事務局 文化課 史跡足利学校事務所

6 企画・展示

石川 透 氏（慶應義塾大学名誉教授） ※令和7年度足利学校アカデミー講師【足利学校アカデミーの詳細についてはこちらをクリックしてください（新しいウィンドウが開きます）】

7 その他

• ご参観には、入場券が必要となります。参観券売場でお求めください。