足利市避難行動要支援者名簿について
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いつ起こるかわからない災害に備えて・・・
避難行動要支援者名簿を活用した避難支援制度
避難行動要支援者(=要支援者)とは?
災害が発生し、または災害が発生する恐れがある場合に自力で避難することが困難な方であって、その円滑かつ迅速な避難の確保を図るため特に支援を要する方をいいます。
避難行動要支援者名簿とは?
要支援者への避難支援や安否確認などを実施するために作成する名簿です。
要支援者の情報を地域の方に知ってもらい、普段から気にかけてもらうことで、いざという時の安否確認や避難支援に繋げるという制度です。
名簿への主な記載事項
- 要支援者に関すること(氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、避難支援を必要とする事由)
名簿への登録方法
名簿登録要件該当者
要件に該当する方は自動で登録されるため、申請不要です。
要件
- 介護保険の要介護3以上の認定を受けている方
- 身体障がい者手帳(1級または2級)を交付されている方
- 療育手帳(A判定)を交付されている方
- 精神障がい者保健福祉手帳(1級)を交付されている方
- 指定難病者(神経系)
※施設入所や長期入院で自宅に不在の方は対象外です。
名簿登録希望者
要件に該当しない方でも、名簿登録することができます(施設入所や長期入院で自宅に不在の方は対象外です)。
避難支援等が必要な方がいましたら、ご申請ください。
例)
- 名簿登録対象者要件に準ずる状態の方
(介護保険の要介護2の認定を受けた方、身体障がい者手帳(3級)を交付されている方など) - 小児慢性特定疾病患者
- 65歳以上で1人暮らしの方
- 日中1人になる65歳以上の方
名簿登録希望の方は、同意書兼個別プラン作成シートに必要事項を記入して、社会福祉課へご提出ください。
同意書兼個別プラン作成シート
個別プランとは
個別プランとは、避難行動要支援者一人ひとりの状況にあった避難計画を作るものです。
万が一の災害発生に備えて、避難場所や避難経路の確認、避難時に配慮しなければならない事項等を記入していただきます。
個別プランへの主な記載事項
- 要支援者の情報
- 緊急連絡先の情報
- 避難時の配慮事項
- 避難時協力者の情報
- 特記事項(同居家族の人数や構成など)
- 避難場所等情報など
平時からの個人情報の提供について
名簿登録された方には、平時からの名簿情報の提供について意思確認を取ります。
名簿情報の提供に同意いただくと、平時から避難支援等関係者に名簿情報が提供され、円滑な避難支援を受けやすくなります。
避難支援等関係者、避難時協力者とは?
避難支援等関係者とは
災害が発生したときに避難支援に携わる方をいいます。
本市の避難支援等関係者は下記のとおりです。
- 足利市の自治会
- 足利市の自主防災会
- 足利市の民生委員・児童委員
- 足利警察署
- 足利市社会福祉協議会
- 足利市の消防機関
避難支援等関係者には、名簿情報を提供します
提供する情報は以下の通りです。
自治会、自主防災会、民生委員・児童委員
- 同意する方の避難行動要支援者名簿
- 同意書兼個別プラン作成シートの情報
警察署、社会福祉協議会、消防機関
- 同意する方の避難行動要支援者名簿
- 同意しない方の避難行動要支援者名簿(厳封して配付します。災害発生時のみ使用可能で、平時からの使用はできません。)
避難時協力者
災害が発生したときに避難行動要支援者一人ひとりの状況に応じ、避難支援をしていただく方をいいます。
避難時協力者は普段から接点があり、災害発生時に駆け付けやすい親族やご近所の方が一番望ましいです。
足利市地域防災活動保険制度について
避難時協力者は、保険料を市が全額負担し、自動的に足利市地域防災活動保険に加入します(同居の家族等を除く)。
同意書 兼 個別プラン作成シートを提出後、要支援者の安否確認や避難支援時に事故等があった場合は、社会福祉課までご連絡をお願いいたします。
お願い
要支援者の方へ
あなたの情報を地域の方に知ってもらい、普段から気にかけてもらうことで、いざという時の安否確認や避難支援に繋がります。本制度の趣旨をご理解いただき、「同意書兼個別プラン作成シート」の情報提供に、「同意します」で提出されるようお願いいたします(強制ではありません)。
しかし、災害時の支援をお約束するものではないため、自らの命は自らで守る心構えや非常用備蓄品の確保など、日頃から災害に備えておくことが大切です。
地域の方へ
要支援者の支援には、地域の皆さまのお力が不可欠です。
もし、ご近所の方から避難時協力者になってほしい等、声をかけられたら、本制度の趣旨をご理解いただき、ご協力をお願いいたします。