新市民会館及び市役所庁舎の整備方針の決定について
整備方針について
現在、新市民会館及び市役所庁舎の整備に向け、基本計画の策定事務を進めています。
基本計画では、新施設の機能や規模、事業手法などを決定しますが、まずは、複合化や建設地に係る検討を進めてきました。
検討の結果、新市民会館及び市役所庁舎の整備にあたっては、複合施設として競馬場跡地に整備することを決定しました。
複合化について
両施設の基本構想では、新施設の整備に当たっては、他機能との複合化を検討することとしています。
昨年度実施した検討業務において、複合化のメリット・デメリットの検討を行った結果、複合化による面積縮減及び駐車場機能の兼用などによるコスト縮減効果や市民の利便性向上、賑わい創出の面からメリットが大きいため、複合施設として整備することとします。
建設地について
建設候補地については、これまでの検討の中で、新たな用地を取得する必要のない一団の市有地という前提条件のもと、「市役所敷地」、「あしかがフラワーパークプラザ(足利市民プラザ)敷地」、「競馬場跡地」の3か所としています。
昨年度実施した検討業務の結果、他の候補地に比べ、工事工程が最短であることや地盤が比較的強固であること、複合化によるコスト縮減効果が一番大きいことなどの事業実現性、さらに、広大な敷地による余剰地活用を含めた市民利便性向上等の観点から総合的に判断した結果、競馬場跡地を建設地とします。
跡地活用策の検討について
市役所及びあしかがフラワーパークプラザ(足利市民プラザ)跡地の活用については、新市民会館及び市役所庁舎の完成まで相当の期間を要することから、市全体での公共施設マネジメントの視点や民間活力導入の視点などにより多角的に検討し、方向性を見極めていきます。