考えてみよう!SDGs
SDGsとは
SDGs(エスディージーズ)とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月に国連で採択された国際的な目標です。貧困や紛争、気候変動など、さまざまな国際課題に対して、世界が一つになって取り組むべき目標として、17のゴールが設定されています。
地球上の「誰一人取り残さない (leave no one behind)」ことを基本理念に、国連加盟国193カ国が、2016年から2030年までの15年間で、目標達成を目指して取り組んでいます。
足利市の取り組み
足利市SDGs推進本部の設置
令和4(2022)年3月1日に、市長を本部長とする庁内組織、「足利市SDGs推進本部」を設置しました。
ゴール達成に向けた取り組みや、市民の皆さんへの啓発、連携など、組織横断的に、総合的かつ効果的にSDGsの推進に取り組んでいきます。
第8次足利市総合計画における一体的な推進
令和4(2022)年度から令和11(2029)年度までの8年間の本市のまちづくりの指針となる第8次足利市総合計画において、SDGsの視点を取り入れ、本市の施策と17のゴールとの関係を整理しました。
本市のまちづくりとSDGsの関わりをアイコンで分かりやすく表記し、市民の皆さんをはじめ、企業や団体などの多様な主体の皆さんと理念・目標を共有し、相互に連携しながら、まちづくりとSDGsの一体的な推進を図っていきます。
地方創生SDGs官民連携プラットフォームへの参加
内閣府では、SDGsの国内実施を促進し、より一層の地方創生につなげることを目的に、多様な主体との連携を深める官民連携の場として、地方創生SDGs官民連携プラットフォームを設置しています。本市は2020年9月に入会しています。
身近なところから取り組もう
SDGsは世界を変えるための壮大な目標で、国や大企業が取り組むもので、とても自分が関わることができる話ではないような気がするかもしれません。
でも、SDGsの達成には、市民の皆さんの一人ひとりの行動が大きな鍵を握っています。
「1人の100歩よりも、100人の1歩」、一つ一つは小さな取り組みでも、みんなで協力することで、大きな取り組みになっていきます。
例えば…
ゴール2 飢餓をゼロに
世界では9人に1人の割合の人が飢餓に苦しんでいます。食糧は世界の人口に必要な量が生産されていますが、そのほとんどが先進国に集中し、約3分の1が廃棄されています。
日本では、人口1人あたり毎日ご飯茶碗1杯分の食糧が捨てられています。
- 世界を変えるための身近な1歩
- 買い物に行く前に、冷蔵庫などの在庫を確認しましょう。
- 必要な分だけ買い、食べきりれる分だけ料理しましょう。
- すぐ食べる商品を買うときは、賞味期限が長いものを奥からとるのではなく、手前から取りましょう。
- 買い物に行く前に、冷蔵庫などの在庫を確認しましょう。
ゴール6 安全な水とトイレを世界中に
世界では約3割の人が安全な水を確保できていないといわれ、約6割の人が安全に管理されたトイレを使うことができていないといわれています。
不衛生な水と環境により、多くの子どもが命を落とし、多くの女性や子どもが水汲みに膨大な時間を奪われています。
- 世界を変えるための身近な1歩
- 改めて水の大切さを考え、水道の蛇口はこまめに閉めましょう。
- 食器やフライパンは、油などをふき取ってから洗いましょう。
- お風呂の残り湯は、洗濯や植物の水やりなどに活用しましょう。
- 改めて水の大切さを考え、水道の蛇口はこまめに閉めましょう。
ゴール12 つくる責任 つかう責任
日本の年間のごみの排出量は東京ドーム約115杯分にものぼります。ごみの運搬、焼却により温室効果ガスを排出し、不燃ごみや焼却灰の埋め立て地の余裕もなくなってきています。
- 世界を変えるための身近な1歩
- ごみになるものを減らすため、マイバックやマイボトルを持ち歩きましょう。
- まだ使えるものは、リサイクルショップやフリーマーケットアプリなどに出し、有効活用しましょう。
- ごみの分別を徹底し、近所の資源回収やスーパーのリサイクルボックスなどを利用しましょう。
- ごみになるものを減らすため、マイバックやマイボトルを持ち歩きましょう。
上記はほんの一例です。
――― 世界を変える1歩は、あなたの1歩から ―――
まずは自分に何ができるか、考えてみましょう。