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伯仲燦然ロゴマーク

 

【「伯仲燦然」に込められた想い】

『伯仲燦然』という言葉は、輝かしい2振の名刀が同時に展示されることをあらわしています。

「本作長義」と「山姥切国広」は、その姿が非常に近しいことから、本歌(本作長義)と写し(山姥切国広)であると伝わり、双方が今日まで現存しつつ、ともに重要文化財に指定されている唯一の存在です。

 

「本作長義」を主君より拝領した足利長尾家6代当主・長尾顕長がそれを名誉とし、刀工・国広にその旨の銘文を刻ませ、また「本作長義」の写しとして作らせたのが「山姥切国広」だと考えられています。顕長の所持からおよそ100年後、「本作長義」は尾張徳川家の所蔵となり今日まで名古屋に、「山姥切国広」は2024年に作刀の地とされる足利市で継承されることとなりました。

 

この2振がそれぞれのゆかりの地である、名古屋市と足利市で同時展示される今回の企画は、刀剣の歴史と文化を幅広い層に向けて発信する絶好の機会になると捉えています。

 

 

本作長義【表】

重要文化財 本作長義 徳川美術館蔵

 

山姥切国広【表】

重要文化財 山姥切国広 公益財団法人足利市民文化財団蔵

 

 

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掲載日 令和6年8月29日 更新日 令和6年12月12日

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