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ワクチンの副反応

 

HPVワクチンの接種後にみられる主な副反応としては、次のようなものが挙げられます。

(以下、厚生労働省ホームページ:HPVワクチンに関するQ&Aより抜粋)  

HPVワクチン接種後に見られる主な副反応として、発熱や接種した部位の痛みや腫れ、注射による痛み、恐怖、興奮などをきっかけとした失神などが挙げられます。そのほか多様な症状の報告があります(リンク先参照)

HPVワクチン接種後の主な副反応(それぞれの添付文書より改編)
頻度 2価(サーバリックス) 4価(ガーダシル) 9価(シルガード9)
50%以上 疼痛、発赤、腫脹、疲労 疼痛 疼痛
10%以上 かゆみ、腹痛、筋痛、関節痛、頭痛など 紅斑、腫脹 腫脹、紅斑、頭痛
1~10%未満 じんましん、めまい、発熱  など 頭痛、かゆみ、発熱

浮動性めまい、悪心、下痢、かゆみ、発熱、疲労、内出血など

1%未満 知覚異常、感覚鈍麻、全身の脱力

下痢、腹痛、四肢痛、筋骨格硬直、硬結、出血、不快感、倦怠感など

嘔吐、腹痛、筋肉痛、関節痛、出血、血腫、倦怠感、硬結など

頻度不明 四肢痛、失神、リンパ節症 失神、嘔吐、関節痛、筋肉痛、疲労など 感覚鈍麻、失神、四肢痛など

HPVワクチン接種後に生じた症状として報告があったのは、接種1万人あたり、2価(サーバリックス)および4価(ガーダシル)では約9人、9価(シルガード9)では約8人です。

このうち、医師や企業が重篤※と判断したのは接種1万人あたり、2価(サーバリックス)および4価(ガーダシル)では約5人、9価(シルガード9)では約7人です。 

 

※重篤な副反応(1)障がい(2)死亡又は障がいにつながるおそれのある症例(3)治療のために病院又は診療所への入院又は入院期間の延長が必要とされる症例((2)に掲げる事項を除く。)(4)死亡又は(1)から(3)までに掲げる症例に準じて重篤である症例(5)後世代における先天性の疾病又は異常

 

また、ワクチン接種後にみられる副反応が疑われる症状については、接種との因果関係を問わず収集しており、定期的に専門家が分析・評価しています。その中には、まれに重い症状の報告もあり、具体的には以下のとおりとなっています。

重い症状の報告
病気の名前 主な症状 報告頻度※
アナフィラキシー 呼吸困難、じんましんなどを症状とする重いアレルギー 約96万接種に1回
ギラン・バレー症候群 両手・足の力の入りにくさなどを症状とする末端神経の病気 約430万接種に1回
急性散在性脳脊髄炎(ADEM) 頭痛、嘔吐、意識の低下などを症状とする脳などの神経の病気 約430万接種に1回
複合性局所疼痛症候群(CRPS) 外傷をきっかけとして慢性の痛みを生ずる原因不明の病気 約860万接種に1回

※2013年3月までの報告のうちワクチンとの関係が否定できないとされた報告頻度

 
副反応報告等による子宮頸がん予防ワクチンのモニタリング

(第1回(平成25(2013)年5月16日)厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)資料より抜粋)

(1)米国におけるワクチンごとの副反応報告状況の比較

副反応の報告状況
副反応 HPV(4価) インフルエンザ 肺炎球菌 日本脳炎 三種混合

全ての報告

53.9 11.4 13.2 23.8 10.2
重篤な報告 3.3(6%) 0.9 1.9(1.5%) 1.8(8%) 0.7(7%)
その他個別の副反応(例)
局所反応 7.5(14%) - 3.7(28%) - 3.67(36%)
じんましん 2.7(5%) - 1.2(9%) 3.7(16%) -
失神 8.2(15%) - - - 0.13(1%)
アナフィラキシー 0.12(0.2%) 0.16(1.4%) 0.04(0.3%) 0.9(4%) 0.06(0.6%)
ギラン・バレー症候群 0.18(0.3%) 0.13(1.1%) - 0(0%) 0.05(0.5%)
死亡 0.14(0.3%) 0.07(0.6%) 0.37(3%) 0.08(3%) 0.02(0.2%)
合計ワクチン接種数 約2300万 約6500万 約3100万 約126万 約2000万

()カッコ内は全副反応報告に占める割合

 

(2)子宮頸がん予防ワクチン接種後の重篤な副反応報告の日米比較

重篤な副反応の報告状況(平成24年12月31日報告文まで)
副反応 日本 米国(4価)
全ての報告 23.2 53.9
重篤な報告 10.4 3.3
その他個別の副反応(例)
局所反応(疼痛、硬結等) 1.1(12%) 0.2(5%)
じんましん 0.3(3%) 0.1(3%)
失神、めまい、嘔気 3.2(62%) 1.3(40%)
過敏症反応(じんましん、アナフィラキシー様反応等) 0.412%) 0.2(6%)
アナフィラキシー 0.2(2%) 0.03(1%)
ギラン・バレー症候群 0.07(0.7%) 0.1(4%)
横断性脊髄炎 0(0%) 0.04(1%)
静脈血栓症 0(0%) 0.2(5%)
死亡 0.01(0.1%) 0.1(4%)
合計ワクチン接種数 約830万 約2300万

数字は10万接種あたりの報告頻度、()カッコ内は全副反応報告に占める割合


掲載日 令和5年2月1日 更新日 令和6年3月5日
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