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ワクチン接種後に生じた多様な症状

  HPVワクチン接種後に、広い範囲に広がる痛みや、手足の動かしにくさ、不随意運動(動かそうと思っていないのに体の一部が勝手に動いてしまうこと)等を中心とする「多様な症状」が起きたことが副反応疑い報告により報告されています。

  この症状は、何らかの身体症状はあるものの、画像検査や血液検査を受けた結果、その身体症状に合致する異常所見が見つからない状態である「機能性身体症状」であることが考えられています。症状としては、(1)知覚に関する症状(頭や腰、関節等の痛み、感覚が鈍い、しびれる、光に対する過敏など)、(2)運動に関する症状(脱力、歩行困難、不随意運動など)、(3)自律神経に関する症状(倦怠感、めまい、睡眠障がい、月経異常など)、(4)認知機能に関する症状(記憶障がい、学力意欲の低下、計算障がい、集中力の低下など)など様々な症状が報告されています。

 

多様な症状のイラスト

 

  「HPVワクチンの接種歴のない方においても、HPVワクチン接種後に報告されている症状と同様の「多様な症状」を有する方が一定数存在したことが明らかとなっています。

多様な症状の期間有訴率のグラフ

「子宮頸がんワクチンの有効性と安全性の評価に関する疫学研究」資料より抜粋

 

  このような「多様な症状」の報告を受け、様々な研究が行われています。


掲載日 令和5年2月1日
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