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令和3(2021)年度足利市市民活動支援補助金事業の実施結果について

  令和3(2021)年度に実施した足利市市民活動支援補助金事業(4事業)の公開事業報告会を開催しました。団体より、事業の結果や自己評価などについて報告がありました。主な内容は、次のとおりです。

足利市市民活動支援補助金(育成支援資金)  

  市民活動育成支援事業は、補助対象経費の総額で10万円を限度とし、設立後3年以内の団体が行う事業です。

※小見出しは、事業名(団体名)を記載

手作りイルミネーションによる地域活性化事業(特定非営利活動法人あがた農楽園)

【実施結果】

   「未来をつくる」取り組みの一環として、県地区の誇れるシンボル(魅力)を、誰もが見てわかるイルミネーションと言う形でつくり、郷土愛の醸成とともに、観光誘客を図ることで、活力ある地域づくりの一助となりました。

  • イルミネーションの点灯式には、県地区敬老会を招待し、アマチュアバンド、落語のイベントを実施。
    あわせて、農産物の販売や夜店の出店
    〔参加者〕約300名
  • イルミネーション点灯中は、お見合いイベントの開催を予定
    〔中止〕新型コロナのため
  • 約2か月間の点灯期間には、地域の賑わいづくり
    〔来場者数〕延べ2,000人超
  • 補助対象事業費 113,000円
  • 交付額 100,000円

【選考委員会のコメント】

  旧筑波村の県地区にスポットを当て、賑わい創出を行うなど地元愛を非常に感じました。また、地域のお年寄りを招来するなど、福祉事業としての評価も高く、秋にはコスモス畑をつくるなど補助事業以外でも有効な取り組みを行いました。
  今後は、あがた駅南産業団地に立地する企業などから協賛金を募るなど歳入を確保し、収支の見直しを行って事業の継続を期待します。

毛野地区合併70年の節目に毛野地区再発見~地域の方々にもっと知ってもらおう~(毛野地区歴史勉強会)

【実施結果】

  毛野地区にある史跡は地元の方々に認知度が低いため、文献や実際に現地を散策する体験を通じて地域の方々に毛野地区の魅力を知ってもらい、毛野地区の再発見の輪を広げていく一助となりました。

  • 毛野地区文化財マップの作製
    〔マップ概要〕A3両面、カラー
     〔内容〕毛野地区内の神社仏閣、墓地・墓碑、古墳等を表示
                      町内別にある文化財ごとに写真を掲載し解説
    〔作成部数〕1,000部
  • 展示会・研究発表会:開催中止(令和4年度実施予定)
  • 補助対象事業費 72,100円
  • 交付額 72,000円

【選考委員会のコメント】

  マップがとても見やすく分かりやすいため、市民の学習・足利を知るきっかけになると思います。このマップを活用して、小学生への啓発や地区の文化祭等での展示会も予定されており、地域に密着したものになりました。
  毛野地区の寺社をはじめ、先人の足跡を知る手掛かりとして有効であることから、地域の方々だけでなく、観光マップとしての活用も期待します。

 

足利市市民活動支援補助金(推進支援資金)

市民活動推進支援事業は、補助対象事業費の2分の1以内で50万円を限度とし、設立後3年を超える団体が行う事業です。

足利市近代化遺産の保存と活用を考える取り組み(足利の近代化遺産を考える会)

【実施結果】

  足利市近代化遺産の保存と活用に向けて、先進地を訪問し近代化遺産の保存・活用の方法を学ぶとともに、第一線で活躍する専門家を招いた講演会を開き、広くその必要性の共有を図ることで、まちの活性化の一助となりました。

  • 近代化遺産の保存と活用を考える講演会の開催
    〔参加者〕88名
    〔わたらせTV放映〕1/5・6・27・28・29(5日間 各3時間)
  • 近代化遺産バスツアーの開催:開催中止
  • 補助対象事業費 32,595円
  • 交付額 16,000円  

【選考委員会のコメント】

  失われつつある近代化遺産を市民に伝えるうえで、効果がありました。
  市民の多くが近代化遺産に関心を持っているか分かりませんが、まずは「知る」ことから興味を持つ人を増やすことが必要と考えます。
  建築家を目指す高校生や大学生に参加を促すことや、市、美術館、商工会議所などと連携することで、活動の広がりに期待します。

発達障がい児者への理解を深める事業(ボランティアグループあしかが子育て応援ネット)

【実施結果】

  小中学生に対し、体験講座を通じて知的障がいに関する知識を広げることや、コミュニケーションにおける具体的な伝え方を習得することを通して思いやりの気持ちを育むとともに、生きづらさや子育ての悩みの軽減を図ることで、地域福祉の増進の一助となりました。

  • 知的障がい疑似体験講座
    〔対象〕新中学1年生104名
    〔対象〕小学6年生125名
    〔内容〕当事者保護者からの話と知的障がいの簡単な説明、疑似体験
  • 就学前後育児講座:2/17(1)10~12時・20名、(2)19~21時・27名
  • 補助対象事業費 146,512円
  • 交付額 73,000円

【選考委員会のコメント】

  障がいのある方との共同社会づくりの視点から効果があり、参加した児童・生徒にとって貴重な体験となったと思います。
  交通費や宿泊代を考慮し、オンライン等の実施や近隣から講師を探すことを検討し、さらに充実した活動となるよう期待します。


掲載日 令和5年2月1日
このページについてのお問い合わせ先
お問い合わせ先:
生活環境部 市民生活課 生活安全担当
住所:
〒326-8601 栃木県足利市本城3丁目2145番地
電話:
0284-20-2154(NPO・ボランティア・国際交流)
(メールフォームが開きます)

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