高機能消防指令センター
足利市民の安全で安心な、暮らしとまちを24時間体制で守ります。
足利市消防本部では、市民の皆さんや市を訪れた方々の生命・身体及び財産を災害から守るため、最先端のコンピューターと通信機器を駆使した高機能消防指令センターを整備し、平成18年3月から運用をしています。
119通報受信からの流れとシステム運用
正確な情報と指令により通報から現場活動までの時間短縮と、出動隊の的確な現場活動を実現します。
1 通信受付
119番通報を受信すると同時にコンピュータシステムが稼動、発信地表示装置によって通報場所の位置が表示されます。
2 災害種別の決定
通報内容から、火災・救急・救助などの災害の種別を決定します。
3 災害発生地点の特定
通報内容(住所、目標物など)をもとに災害地点を特定します。
通報者から地理的情報を得られない場合でも発信地表示装置により対応することができます。
4 予告指令
災害種別と災害発生地点が確定すると、その地区を管轄している消防署に向けて自動的に音声合成装置により予告音を流します。
5 出動部隊編成
車両の動態・位置をコンピュータ管理し、災害の地点・種別・規模に応じた最適な部隊を自動的に選別し出動部隊を編成します。
6 出動指令
音声合成装置及び指令書で部隊に出動を伝えます。
また、出動車両に搭載したナビゲーションシステムに災害地点の地図と指令内容を表示します。
7 出動
水利・気象・災害時要援護者・防火対象物・危険物施設などの情報を車両に送信し現場活動を支援します。
8 現場活動
水利・気象・災害時要援護者・防火対象物・危険物施設などの各種支援情報を車両に送信し、消火・救急・救助などの現場活動を支援します。
こんなこともできます・・・
耳や言葉の不自由な方のためのサービスやシステム
耳や言葉の不自由な方が、火災・救急要請などをEメール・FAX・スマートフォン等で119番に通報することができます。
各サービスやシステムの詳細はこちらをご覧ください。
一人暮らしの高齢者など災害時援護が必要な方への対応
災害時要援護者の方々の情報を登録。災害時に地図検索装置に居住場所が表示され、迅速に隊員が駆けつけることができます。
日本語でのコミュニケーションが困難な外国人居住者や観光客への対応
119番通報時や現場活動時の対応を的確に行うため、電話による通訳を介した三者間通話による多言語同時通訳サービスを運用しています。
消防・防災情報配信システム
指令センターから直接、市民の皆さんにEメールで消防・防災情報を配信します。
システムの詳細は、こちらをご覧ください。