ワクチンの種類
サーバリックス(2価)
子宮頸がんの約50~70%の原因とされるHPV16、18型のウイルス様粒子を含むものです。
接種間隔
1回目
2回目(1回目から1か月後)
3回目(1回目から6か月後)
ガーダシル(4価)
サーバリックスに含まれるHPV16、18型に加え、尖圭コンジローマや再発性呼吸器乳頭腫症の原因となる6型と11型のウイルス様粒子を含むものです。なおガーダシル(4価)は前駆病変を含む肛門癌、尖圭コンジローマの予防に対する適応が男性にも拡大されています。男性の場合は任意接種(全額自己負担)です。
接種間隔
1回目
2回目(1回目から2か月後)
3回目(1回目から6か月後)
シルガード9(9価)
子宮頸がんの原因の80~90%を占める、9種類のHPV(HPV6/11/16/18/31/33/45/52/58型)の感染を予防することができます。
令和5年度より新たに、定期接種のワクチンとして公費の対象となったワクチンです。
接種間隔
1回目の接種を受けるときの年齢によって接種のスケジュールが異なり、合計2回または3回接種します(※)。
いずれの場合も、1年以内に規定回数の接種を終えることが望ましいとされています。
- 1回目の接種を15歳未満で受ける場合
1回目
2回目(1回目から6か月後)(少なくとも5か月以上空けてください。5か月に満たなかった場合、3回目の接種が必要になります。)
計2回で終了
- 1回目の接種を15歳になってから接種する場合
1回目
2回目(1回目から2か月後)
3回目(1回目から6か月後)
計3回で終了
(上記図:厚生労働省ホームページより)
各医療機関ごとに、取り扱っているワクチンの種類が異なります。
詳細は下記の医療機関一覧をご覧ください。
HPV医療機関名簿(シルガード含む)(pdf 466 KB)