このページの本文へ移動
色合い 標準 青 黄 黒
文字サイズ 標準 拡大 縮小
RSS
トップ > 【第2回】北京大学図書館で発見!足利学校が贈った『論語義疏』

【第2回】北京大学図書館で発見!足利学校が贈った『論語義疏』

  『論語義疏(ろんごぎそ)』とは、中国梁(りょう)時代に皇侃(おうがん)という学者が書いた論語の解説書です。

中国では早くに滅びましたが、日本では書き写したものが遺り、最も有名なものが足利学校所蔵の室町時代写本でした。

明治20年8月、清国公使から『論語義疏』を貸してほしいとの依頼がありました。交渉の末、足利学校が書き写したものを清国に贈りました。

清国崩壊後、この写本は行方不明になりましたが、平成25年に北京大学図書館で発見され、昨年足利学校関係者も現物を確認しました。

いつか、この写本の里帰りを実現したいと思っています。

※この内容は、足利市広報紙『あしかがみ』2019年7月号に掲載されています。


掲載日 令和5年2月1日 更新日 令和5年4月24日
このページについてのお問い合わせ先
お問い合わせ先:
教育委員会事務局 文化課 史跡足利学校事務所
住所:
〒326-0813 栃木県足利市昌平町2338番地
電話:
0284-41-2655
FAX:
0284-41-2082
(メールフォームが開きます)

最近チェックしたページ

このページを見た人はこんなページも見ています