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【第5回】足利学校の堀と土塁
足利学校の周りには堀と土塁が巡っています。
その理由として、足利学校の場所が鑁阿寺のそばで、もともとここに足利家の政所(まんどころ。領地を管理する役所)があったからという説や、日常生活と遮断し学習のための良好な環境とするため、大切な本を戦いから守るためなどの説があります。
約600年前、現在国宝になっている貴重な本を寄付した上杉憲実は、学校の範囲外へ本を持ち出すことを禁止しました。
その後も堀と土塁があったおかげで、まちの大火の時にも延焼を免れ、本が守られました。
堀と土塁の存在は、学校内の良好な学習環境と貴重な本を守ってきたのです。
※この内容は、足利市広報紙『あしかがみ』2019年10月号に掲載されています。
堀と土塁
掲載日 令和5年2月1日
更新日 令和5年4月24日
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