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【第6回】足利学校と年筮(ねんぜい)
足利学校の易学(占い)は、戦国時代から有名でした。
武田信玄が「占いは足利にて伝授か」と聞いて軍師を採用したことが『甲陽軍鑑』に書かれています。
江戸時代には、庠主(校長先生)が毎年正月に江戸城へ行き、将軍に年筮を献上していました。
年筮とは、その年の運勢が書かれた紙です。将軍以外に、大名や旗本、医者などにも配布していました。
また、足利学校は寺院と同じ扱いでしたが、檀家はありません。
年筮を配布する家を檀家と呼び、その人達から援助を受けることもあったようです。
※この内容は、足利市広報紙『あしかがみ』2019年11月号に掲載されています。
『将軍家年筮 第19世庠主実巌宗和筆〔下書〕』
掲載日 令和5年2月1日
更新日 令和5年4月24日
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