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【第8回】楷樹(栃木県指定天然記念物)
足利学校遺蹟図書館の脇に1本の巨木があります。
この木は楷樹と言い、別称『ナンバンハゼ』『孔子(くし)の木』とも呼ばれます。
ウルシ科に属する落葉樹で、秋には美しく黄や朱色に紅葉します。
枝や葉が整然としていることから、楷書の語源になったとも言われています。
大正4年に白澤保美林学博士が曲阜(きょくふ)を訪れ、孔子のお墓がある孔林(こうりん)から種子を持ち帰り育て、その苗木が足利学校や湯島聖堂(東京都)、閑谷学校(岡山県)など、儒学と縁が深い施設に贈られ日本で普及しました。
曲阜の孔林を参拝した時には、是非、足利学校の親の木を見つけてみましょう。
※この内容は、足利市広報紙『あしかがみ』2020年1月号に掲載されています。
楷樹(ナンバンハゼ)
掲載日 令和5年2月1日
更新日 令和5年4月24日
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