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【第10回】北条早雲と足利学校

  戦国時代の風雲児、北条早雲は『太平記』に関心があり、全国から諸本を集めて検討し、足利学校に確認を依頼しました。

お礼に、孔子像・顔回(がんかい)像・子路(しろ)像の絵画3幅を寄進したとされています。

江戸時代前期の尾張藩の儒学者 堀 杏庵(ほり きょうあん)が書いた『中山日録(ちゅうざんにちろく)』には、この絵画に関する記事があり、子路像は閔氏(びんし)像の間違いではないか、と初代尾張藩主 徳川義直が足利学校へ問い合わせた文と、その回答文が掲載されています。

残念ながら、これらの絵画は宝暦4年の火災で焼失し、この真相は分かりません。

※この内容は、足利市広報紙『あしかがみ』2020年3月号に掲載されています。


      足利学校所蔵「太平記」の写真 

      足利学校所蔵『太平記』(宝永3年刊)


掲載日 令和5年2月1日 更新日 令和5年5月6日
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