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【第18回】孔子家語(こうしけご)
『孔子家語』は、『論語』に収録されなかった孔子のことばや弟子たちとの対話問答を集録したものです。
『論語』と共に親しまれ、中世には日本にも伝わりました。
漢籍に高い関心を寄せていた徳川家康は、慶長4(1599)年に足利学校第9世庠主の三要に命じて木活字を使った本を印刷します。これが、わが国初の活字による本の製作でした。
三要がはじめて木活字を使って印刷した本は、印刷した場所をとって『伏見版』と呼ばれます。
現在、遺蹟図書館で開催中の『よみがえる孔子の生涯』展では、令和3年7月25日(日曜日)まで伏見版の『孔子家語』が展示されています。
※この内容は、足利市広報紙『あしかがみ』2021年7月号に掲載されています。
『孔子家語』
掲載日 令和5年2月1日
更新日 令和5年5月6日
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