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【第20回】阿由葉 勝作寄贈の『世間胸算用』

  この本は、江戸時代前期の作家・井原西鶴(1642~93年)が書いた小説で、京都や大坂の人々が年の最後で最大の収支決算日だった大晦日を乗りきるため銭の工面に苦労する20の話が書かれています。

足利学校が所蔵したのは明治18年(1885年)で、利保村の阿由葉 勝作が子の鍋造の所蔵本を彼の一周忌に寄贈したことによります。

寄贈された499部573冊には、本書のように足利学校に欠けていた国書(国内で出版された本)が多く含まれます。

現在遺蹟図書館で開催中の『足利学校の保護活動-近代を中心に-』展で展示しています。

※この内容は、足利市広報紙『あしかがみ』2021年11月号に掲載されています。


      世間胸算用の写真  

    『世間胸算用』


掲載日 令和5年2月1日 更新日 令和5年5月6日
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