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【第22回】足利学校打の刀剣

  戦国時代、足利学校は最盛期をむかえ、全国から多くの学徒が集まりました。彼らは儒学のほか、医学や兵学などの実学を学びました。

  天正18年(1590)、日向国(宮崎県)出身の刀工・堀川国広は、『足利学校打』の刀(布袋国広)を作ります。足利は良質な鉄の産地でもありました。

  江戸時代になっても学校の名声は続き、元治2年(1865)と慶応4年(1868)、入徳門の東方にいた源景国は『足利学校打』の刀を作ります。

  貴重な漢籍を持つことで有名な足利学校は、刀鍛冶にとっても憧れの場所だったのです。

  これらの刀剣は、遺蹟図書館で3月27日(日曜日)まで展示しています。

※この内容は、足利市広報紙『あしかがみ』2022年3月号に掲載されています。


      足利学校打の写真  


掲載日 令和5年2月1日 更新日 令和5年5月6日
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