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本文
長さ72.0cm/反り1.8cm 江戸時代
地鉄よく、腰開きの互の目丁子乱れは一見して細川義規のものと鑑せられるもので、従来指定の義規刀に優るとも劣らない優作である。
細川義規は宇都宮鍛冶で、鹿沼の刀工である。細川正義の甥にあたり、鹿沼細川鍛冶代々のうちで全盛を極めた。正義の指導をうけ備伝、相州伝を得意とし、特に備前伝は正義に近い傑作がある。