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絹本著色 秋山晩暉図(田崎草雲筆) (けんぽんちゃくしょく しゅうざんばんきず たざきそううんひつ)

印刷用ページを表示する掲載日:2022年6月12日更新

縦158.0センチメートル 横56.0センチメートル

 湖畔に秋の日が暮れようとしている。

 枯れ芦の中から立昇る夕もやは、微風に送られて数株のハゼの樹幹をよぎり、山腹へと広がって行く。

 群鴉もねぐらへ飛びたっている。

 夜のとばりのおりる前の数刻の、残照に映える紅葉の山の美を筆者は印象ぶかくとらえた。それは甘美にして哀愁を含んだ抒情詩の世界である。

 四条、土佐、狩野、大和絵などを多様に吸収した草雲の画才を物語る一幅である。68才頃の作。