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本文
山形藩主秋元家は、弘化2年(1845)12月に館林への所替えを命ぜられ、
翌3年閏5月に一族と家臣を連れ、引っ越しを行った。
この時のお国替えの様子を、家臣の1人、山田喜太夫秀信の妻であった山田音羽子が書き残したもの。
お国替えのお触れの到着から引っ越し、道中の様子まで克明に記録され、
お国替えという一大事への藩士の対応の様子がよくわかる。
また、旅日記として山形から館林に至る道中の記録が克明に書かれており、街道や宿場を知る資料としても貴重である。