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絹本著色 高砂図(小堀鞆音筆) (けんぽんちゃくしょく たかさごず こぼりともとひつ)

印刷用ページを表示する掲載日:2022年6月12日更新

高砂図(小堀鞆音筆)

縦114.0センチメートル 横41.8センチメートル 明治時代

 小堀鞆音(こぼり ともと)は、安蘇郡旗川(現佐野市旗川町)の生まれ。長じて東京美術学校教授となり、日本画の名手となった。

 本作は、竹把を肩にした翁と、杉箒を持った姥とが向いあっている「高砂図」(たかさごず)である。

 単純な能舞台の一瞬であるが、鞆音は渾身の力を注いで描いている。翁の面の生気ある精密描写はさることながら、指先などの描写も確実であり、足元には大地を踏む力と共に安定感がある。衣の描線も必要最小限にとどめている。