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本文
不動明王を中心として、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王の四明王を東西南北に配して描かれています。
中央の不動は両目を大きく見開いて石の上に坐しています。
両脚の下に女人をふみつけている降三世には力強さが感じられます。
軍荼利の右膝等には打込み式描線が用いられています。
大威徳は牛に乗っている姿がよく描かれていますが、金剛夜叉については傷んでいてよく見えません。
どの明王とも描線は滑らかで色彩は重厚です。
※通常非公開となっております