ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 足利市内の文化財 > 絹本墨画淡彩 万横香雲図(田崎草雲筆) (けんぽんぼくがたんさい ばんおうこううんず たざきそううんひつ)

絹本墨画淡彩 万横香雲図(田崎草雲筆) (けんぽんぼくがたんさい ばんおうこううんず たざきそううんひつ)

印刷用ページを表示する掲載日:2022年6月12日更新

 万横香雲図

縦161、5cm / 横70、5cm

 大幅であるとともに傑作である。草雲76~77歳頃の画で南画の境地を得た作品である。
近景中央に屋あり、3隠士の姿を見る。山湖を囲んで左右高からぬ山が並ぶ。
山湖の左方はるかに剣を立てたような特異な山が、白雲を被って並ぶ積雪の中から顔を出している。
笹の線は一際鮮やかである。近景の岩上に竹に添った数珠の梅は、香雲漂う息吹を感じさせる。
雪景色の黒い水面にも、一条のほの白さが流れている空を描くうす雲の側筆は、堂に入って妙味の尽きないものがある。

 草雲山水画中の一品である。