足利氏ゆかりの社寺めぐりコース
足利市は、清和源氏の主流となった足利氏の発祥の地です。そのため足利氏にゆかりの深い神社・仏閣等が多くあります。先人達が残した足跡、鎌倉・室町時代の面影にふれながらこのコースを歩いてみましょう。
全長27.1キロメートル
鑁阿寺(ばんなじ)
足利一門の氏寺。源姓足利氏2代目足利義兼が、建久7年(1196年)、邸内に持仏堂を建て、大日如来を祭ったのが始まりです。鎌倉時代の武家屋敷を今に伝えており、大正11年3月『足利氏宅跡』として国の史跡に指定されました。
所在地
足利市家富町2220番地
法玄寺(ほうげんじ)
足利義兼の長男・義純が、母(北条時子)の菩提のために創建したと伝えられています。この寺には時子姫の五輪塔が残っています。
所在地
足利市巴町2545番地
法楽寺(ほうらくじ)
足利義氏が建長元年(1249年)に創建したと伝えられています。本堂は、足利氏15代目義政の建てた銀閣寺を模しています。
所在地
足利市本城3丁目2067番地
吉祥寺(きちじょうじ)
足利頼氏が、覚恵和尚を開山として創建したと伝えられています。6月にはアジサイが咲き、毎年6月第4土曜日・日曜日にはアジサイ祭りが行われます。
所在地
足利市江川町245番地
光得寺(こうとくじ)
足利義氏が、鑁阿上人(2代目義兼)を開山として創建されたといわれています。尊氏の重臣であった高武蔵守師直、南遠州守宗継らの五輪塔19基などがあります。
所在地
足利市菅田町892番地
出世稲荷神社(しゅっせいなりじんじゃ)
源姓足利氏2代足利義兼が勧請したといわれる由緒ある神社です。
所在地
足利市菅田町
樺崎八幡宮(史跡樺崎寺跡)
足利義兼の死後、義氏が鑁阿寺の『奥の院』としてこの地にお堂を建て、八幡を勧請して義兼を合祀したため、本殿が社と寺の折衷式になっています。
樺崎寺跡の浄土庭園の復元を中心とした整備を今後進めていきます。
所在地
足利市樺崎町
善徳寺(ぜんとくじ)
応安元年(1368年)、足利尊氏を開基、仏満禅師を開山として創建された名刹です。尊氏の霊位(位牌)と衣冠束帯姿の木坐像が残っています。
所在地
足利市大町1-2
平石八幡宮(ひらいしはちまんぐう)
源姓足利氏4代目足利泰氏の創建と伝えられています。
所在地
足利市山下町
歴史の道100選認定!
平成27年10月2日、新日本歩く道紀行100選シリーズ「歴史の道100選」に認定されました。
「歩きんぐくらぶ」のウェブサイトにも紹介されていますので、ぜひご覧下さい。
お問い合わせ
足利市観光協会、Tel:0284-43-3000