展示概要

「古い本をたくさん所蔵している足利学校で、温泉めぐりをしよう」というのが本企画展のねらいです。昔の温泉は、治療や療養の場でした。いわゆる湯治場のイメージです。江戸時代の初め足利学校第10世庠主の寒松も、伊香保温泉や塩原温泉で療養しました。明治時代には、足利学校の書籍を守った田崎草雲も、四万温泉や藪塚温泉で療養しています。本展では、足利学校が所蔵する古書を使って温泉の歴史を説明するとともに、歴史ある名湯を紹介します。また、寒松や田崎草雲と温泉との関わりを紹介します。皆様が気軽に行く温泉それぞれに歴史があり、その恩恵を受けていることを改めて感じ、温泉の新たな魅力を発見していただければ幸いです。

1．展示期間

  令和6（2024）年9月3日(火曜日)～11月4日(月曜日）

    ≪休館日≫  9月18日（水曜日）・10月16日（水曜日）

2．展示場所

  足利学校遺蹟図書館（史跡足利学校内）

3．主な展示資料

• 『日光山志(にっこうさんし）』

• 『箱根七湯栞(はこねしちとうしおり)』

4．ギャラリートーク（展示解説）  ≪ぜひご参加ください≫

• 日時：令和6（2024）年9月7日(土曜日)、28日(土曜日)、10月6日(日曜日)、20日(日曜日)
  全日午後2時～（30分程度）
• 場所：足利学校遺蹟図書館（史跡足利学校内）
• 定員：各回  先着20名（事前申し込み不要）

5．その他

• ご参観には、入場券が必要となります。参観券売場でお求めください。