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至誠通天(14) まちの力を確信した瞬間

印刷用ページを表示する掲載日:2014年9月2日更新

足利市長 和泉 聡

  7月22日午前10時すぎ、東京ドームの一塁側スタンドは、真っ赤に染まっていました。全足利クラブを応援する約4千人の市民、応援舞台で踊るチアリーダー、必死にポンポンを振る3歳のかわいいリーダーもいました。地元高校の吹奏楽部の演奏に合わせて、選手名のボードをかかげたり、応援の先導をしたりしていたのは市の職員。八木節連合会やご当地アイドルも、盛り上げに加わりました。
 

 協賛金集めに走り回った後援会の人たち、全足利OBなど、たくさんの縁の下の力持ちの献身的な下支えのことも、まぶたに浮かびました。試合は惜敗でしたが、私は一体感溢れるスタンドを見ながら、胸に熱いものがこみあげてくるのを感じました。

  その8日後の7月30日夜、足利織姫神社下の歩道橋から北仲通りを見ると、これまでにない風景が広がっていました。電灯ごとに下げられた七夕飾り、その下で軒を並べる夜店の数々は、市民の手作りの店ばかり。明るく照らされた通りは、笑顔で行きかう人たちでごった返していました。歩道橋下の古い民家が取り壊された新しい広場でも、人々が集っていました。神社での映像イベントとともに、商工会議所を中心とした実行委員会が今年から始めた『足利夏まつり』です。祭りのメインとなる花火大会も、史上最高の45万人を数えました。
 

 赤く染まったスタンドと、笑顔で埋め尽くされた北仲通り。この2つを見た瞬間、「私たちのまちには力がある」と強く思いました。そして大事なのは、この力を一場面に終わらせず、活力あるまちづくりのために継続して発揮する仕組みをいかにつくるかです。これほどの力を示せるまちなのだから、さらに輝いていくはずだ。そう確信を深めたのでした。