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至誠通天(13) 花火と市民力

印刷用ページを表示する掲載日:2014年8月1日更新

足利市長 和泉 聡

  8月2日に開催される足利花火大会は、記念すべき100回目を迎えます。繊維で隆盛を極めたまちが、取引先などをもてなす意味も込めて1903(明治36)年に始まったとされています。30万人以上で賑わう関東有数の大会です。


  昨年、故郷の花火を観覧し、改めて印象に残ったことが三つありました。一つ目は、足利というまちの美しさです。花火大会というと夕立に見舞われることも多いのですが、昨年は会場から西方の渡良瀬橋の向こうに、きれいな夕日が沈んでいきました。美しいまちと賑やかな花火。足利の素晴らしさが凝縮された瞬間でした。


  二つ目は、花火の迫力です。打ち上げ数の多さはもちろん、打ち上げ場所の間近で見られるため、花火がさく裂するごとに地響きのような振動が全身に伝わってきます。都会の花火大会はこれほどまで近くで見ることはできません。視覚とともに体全体で楽しめるのは、足利の花火大会の特徴だと思いました。


  三つ目は、花火の翌朝、夜明けとともに、会場周辺をたくさんの市民ボランティアがゴミ拾いに歩く姿です。職場単位、地域単位で集合し軍手をして、首にはタオル、ゴミ袋片手に、散乱したごみを次々に拾う、片づける。その光景を見て、足利の『市民力』の高さを感じました。


  今年は花火大会直前の3日間、足利織姫神社で音と光のイベントがあったり、北仲通りで七夕飾りや夜店が出たりと、新しい催しも企画されています。この大会は、足利商工会議所を中心に多くの関係する方の力で成り立っています。まちと市民の力を結集して、記念大会にふさわしい花火にしていきましょう。