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至誠通天(10) 社会人一年生のみなさんへ

印刷用ページを表示する掲載日:2014年5月1日更新

足利市長 和泉 聡

 市長として迎えた初めての春、印象深かったのは、お邪魔した数々の卒業式でした。

 中学校や高校では、張り詰めた空気の中、凛とした姿で卒業証書を受け取る生徒に昔の自分を重ね合わせました。
 保育所の修了式では、「この子たちのために、いい街をつくっていかなければ」と決意を新たにしました。
 そして専門学校や大学の卒業式では、社会人の先輩として、助言を差し上げました。それは「仕事に向きあう姿勢」についてです。

 これから長い職業人生を歩む中で、特に組織で働く場合、分業しながら仕事をしている以上、自分には向いていない、やりたくないと思う仕事がまわってくることも多いはずです。
 そういう時、是非3カ月でいいから、忍耐強く割り当てられた仕事をやってほしい。すると、その仕事の面白さ、その仕事が組織で果たしている役割の大切さが見えてくるはずです。
 同じ時間を、「こんな仕事、自分には向いていない」と腐った気持ちで過ごすのか、「この仕事は仕事で面白い、大切だ」と思って過ごすのか、どちらも同じ人生の大切な時間です。
 どんな仕事にも、その仕事の価値を見出せる人、どんな仕事に就いても前向きでいられる人。そんな人こそ、その後、さらにやりがいのある仕事がまわってくるのです。自分に向いていないからと、ひとつの仕事をおろそかにする人に、次のチャンスは回ってきません。

 こう助言させてもらいました。

 社会人一年生のみなさん。慣れない職場環境に戸惑いもあるでしょうが、焦らず、でも弛まず。頑張ってください。