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至誠通天(5) 現場主義の徹底

印刷用ページを表示する掲載日:2013年11月1日更新

足利市長 和泉 聡

 市長選挙の最中、そして市長になってから、ずっと言ってきたことのひとつに『現場主義の徹底』ということがあります。

 もともと記者をしてきたので、机の上で報告を聞くだけでなく、実際にそこに行ってみて自分の目で確かめないと、なんとなく気持ちが悪い。そんな習性が身についています。たとえば8月下旬、千歳地区の皆さんとの市政懇談会がありました。事前にお伺いした懇談のテーマは、錦町団地集会所のバリアフリー、町内の農地の利活用、公園の手洗い場の増設、花火大会時の振動や騒音の4つでした。それぞれの問題について職員から説明を受けた私は、すぐに「現場を見に行こう」と指示を出しました。懇談会の3日前、半日かけて現場を回りました。団地集会所では入口に段差がある様子、農地では雑草が生えている様子を見ました。花火大会時に振動や騒音があるという民家の周りも歩いて、花火の打ち上げ位置との距離を目視で確認したりしました。

 手洗い場増設要望の宮北児童公園に行くと、偶然、地元の自治会長さんが草刈り機で公園内の雑草を刈っているところでした。この公園には愛護会があって、地元の皆さんがボランティアで維持管理にあたっています。その活動には大臣表彰や褒章が贈呈されています。私も各公園の愛護会の存在は知っていましたが、言葉で聞いただけでした。猛暑の中、埃まみれになって黙々と草刈りをする自治会長さんの姿をみて、初めて、その活動の苦労と大切さを肌で感じることができたのでした。手洗い場の必要性も、よく理解できました。いつか、どこかの場面で、この時感じたことが市長の仕事に活きる時が来る。そんな風に思ったのでした。