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至誠通天(2) 市長室の小さな改革

印刷用ページを表示する掲載日:2013年8月1日更新

足利市長 和泉 聡

 市長室で仕事をするようになって、小さな改革をいくつか実行しました。一つ目は、市長室のカーテンをできるだけ開けるようにしたことです。今の季節だと午前中は強い日差しが入るのですが、支障のない範囲で開けています。多くの市民の皆様から「カーテンが開いていますね」と好意的なご意見が寄せられるようになりました。二つ目は、市長室にあった秘書広報課との間の衝立を取り払ったことです。カーテンを開け、衝立を取り払ったことで、市長室に通じる廊下が明るく開放的になりました。

 小さなことかもしれませんが、このように「形」が人間の「気持ち」に与える影響は、時に大きいものがあります。市長室に入りやすくすることで、組織のリーダーである私に、適切な情報が迅速に集まるようになる。大事なことだと思っています。

 市長室には、秘書の職員を呼ぶときに使うファミリーレストランなどで見かける呼出ボタンがあります。私は就任以来、このボタンを一度も使っていません。用があれば、自分から出向いて職員に声をかけるようにしています。新聞社の総局長時代、個室を持たず、記者たちが紙面づくりをしている脇に机を置いて仕事をしていました。彼らが議論をしながら新聞を作っている。その声と息遣いが聞こえるところにいることで、日々の紙面作りが順調か、自分が口をはさむべきかどうかなどの判断がつきました。

 秘書広報課の事務室から職員の話し声や、時に楽しそうな笑い声が聞こえてきます。そういう空気を自分で感じることを大切にしたいと思っています。情報が活発に行き交い、意見が自由に交わされる。職員たちの活性化が足利の活性化につながると確信しています。