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至誠通天(1)

印刷用ページを表示する掲載日:2013年7月1日更新

足利市長 和泉 聡

 『あしかがみ』に毎回、コラムを書かせてもらうことになりました。
 市長の仕事をするなかで、市民の皆さんに伝えたいと思うことや、市長の仕事の報告などを、ざっくばらんな形で書いていきたいと思います。

 さて、最初にこのコラムのタイトルをなぜ『至誠通天(しせいつうてん)』にしたかについてです。
 誠実な姿勢を貫けば、きっとその思いが天に通じ、願いがかなうという意味です。
 私が初めての市長選挙に挑戦してきた約4カ月間、自分に言い聞かせてきた言葉でした。

 選挙戦のさなか、私は「時間がなくて厳しいね」「知名度がないね」と言われ続けました。
 戦後の足利市長選挙で現職が敗退したことがないという事実もあり、無名の私がたった4カ月で当選を果たすというのは、多くの人が難しいと考えていたのだと思います。
 確かに厳しい戦いでした。しかし私はその都度、「どんなに時間がなかろうと、知名度があろうとなかろうと、自分が故郷に必ず役に立つ、その自信が揺らがないので、最後の一人になったって戦う」と言い聞かせ、市民にも同じことを言ってきました。
 最終盤、私も敗北を覚悟していましたが、劇的な勝利を収めることができたのは、至誠が天に通じたとしか表現のしようがありませんでした。
 そこでこの言葉をタイトルにさせてもらいました。

 特に何かの壁にぶつかったときこそ、誠実であることを最善の策にすべきだと思っています。
 うまくいかないからといって、そこから逃げたり、水面下で工作したりしない。工作や脅しのような手段は短期的にはうまくいくことがあるかもしれないが、必ずほころびが出る。
 困難にぶつかったときこそ、誠実で純粋な気持ちでもって行動すべきだ、というのが私がこれまで貫いてきた生き方ですし、市長の仕事をするうえでも、大切にしていきたいと思っています。