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トップ産業・観光商業・工業子育て期女性の就労支援事業(あしかがおしごと研究所)おしごとコラム先輩ママへOG訪問> vol.4 社会福祉法人両崖福祉会(30代・子ども3人・正職員(育児短時間勤務制度利用))

vol.4 社会福祉法人両崖福祉会(30代・子ども3人・正職員(育児短時間勤務制度利用))

働きたいけれど、どう動き出せばいいのかわからない…
育児と仕事が両立できるのか不安…
足利市にはどんな職場があるの?

そんな悩みを持つママがたくさんいるのではないでしょうか。
あしかがおしごと研究所では、実際に育児と仕事を両立している先輩ママにインタビューをしに行きます。そこで聞いたリアルな声をお届けすることで、悩めるママ達の背中を少しでも押すことができるといいなと思っています。

第4回目の「先輩ママのOG訪問」は、社会福祉法人 両崖福祉会(大月町・高齢者介護事業)に正職員でお勤めの阿部さんです。

【社会福祉法人 両崖福祉会 阿部さんのプロフィール】

阿部さんのインタビュー風景写真

  • 年齢
    36歳
  • 両崖福祉会に勤めての年数
    9年
  • 家族構成
    夫、12歳・9歳・1歳の子の5人家族

あしかがおしごと研究所の写真


(インタビュアーのあしかがおしごと研究所 企画・情報発信協力メンバーを以下、研)で記載)

研)まずは、具体的にどんなお仕事をされていますか。

阿部さん)(以下、阿)両崖福祉会では、特別養護老人ホーム、ショートステイ、デイサービスがある中で、私はデイサービスに所属しています。第二子出産までは、夜勤もある特別養護老人ホームの施設で働いていました。「子育て中の方はこちらがいいのでは」と夜勤がないデイサービスを勧めて頂き、こちらへ移りました。第三子を出産し、産休、育休明け後は育児短時間勤務制度を使わせて頂き、勤務しています。午前中は利用者の方の入浴をメインに、食事や排せつの介助が主な仕事です。その他はレクリエーションなど、ゲームや歌を歌って一緒に過ごします。

研)子育て中でも働きやすいように考えて提案して下さったんですね。ママにとって優しい環境の職場ですね。
では早速ですが、1日のスケジュールを教えて頂けますか。

スケジュール表の画像

研)5時30分起床ですか。早いですね。

阿)そうですね。この時期はまだ暗いですよ。
朝食準備の前に自分の身支度をしています。また、前日に準備できるものはしておき、夕食の残りをうまく利用しています。夫の夕食準備も温めるだけの状態にしておきます。上の子が末っ子のお風呂に入れてくれ、みんな協力的です。

研)この時間の使い方は、重要なポイントですね。
働きたいママにとって一番気になることだと思いますが、子育てとの両立で苦労している点はありますか。

阿)特に今は苦労と感じている事はありません。それは、上の子ども二人と夫、実母の協力が大きく、逆に楽しく子育て、仕事ができています。でも、はじめからそうだったわけではありませんよ。上の二人は2歳差だったため、喧嘩もよくしていました。末っ子は年齢が離れていることもあり、家族にとっての癒しで喧嘩もなくなりました。

インタビュー風景の写真

研)家事・育児の分担はどのようにしていますか。

阿)日々の洗濯は夫と一緒にやっています。夫は平日休みが1日あるので、食事、掃除、子どもの入浴と全てこなしてくれます。基本的には仕事がない人が家事をするという考えです。
実母は、平日は私の仕事が終わるまで、上の子を預かってくれています。子どもが体調不良の時にみてもらうこともあり(現在は、新型コロナウイルスの影響で家族に体調不良がでた場合はお休みを頂いています)長期休暇の時には、朝から実家に預けさせてもらっています。また、私も平日休みが1日あるのでまとめ買いの日にして、平日だからできることをしています。夫も大変さを理解しているので、家事の分担については自然に決まっていきました。

研)皆さんの協力が嬉しいですね。また、時間の使い方を工夫されていますね。
それでは、最後に「仕事と育児の両立ができるかな」と悩んでいるママへ、
アドバイスをお願いします。

阿)私は今、家族の協力が得られていることが一番大きいです。でも、はじめからうまくいっていたわけではありません。何でもやらなきゃと思っていてイライラすることもありました。でも、先輩に話をきいてもらったりしているうちに、全部何でもやろうと思わず、「ま、いっか」と思うことも大切だということに気づきました。気を抜くことも重要だということですね。また、子どもと離れる時間があることで、イライラすることもなく、逆に優しくできることもありますので、自分を追い込みすぎないでください。

研)なるほど。お話しを聞いていて、本当に毎日を楽しんでいるのが伝わってきました。
阿部さん、本日は貴重なお話しありがとうございました。

 

阿部さんの働いている姿を実際に拝見させて頂きましたが、まさに「天職」という言葉がぴったり。子どもの頃、祖父母と暮らしていたのがきっかけで福祉の道に進みたいと学生の頃からの夢を叶えた阿部さん。
高齢者の方に寄り添った姿は、このお仕事が本当にお好きなのが分かるものでした。
インタビュー中は終始笑顔でお話しくださり、こちらも自然と笑顔になります。
お一人おひとりに向けられる笑顔に、みんなが癒され、利用者さん、家族の笑顔を繋ぐものになっていると感じました。また、時間の使い方はとても参考になりました。

インタビュー風景の写真2

 

【法人情報】
設立    1985年
従業員数  324人
住所  栃木県足利市大月町1042番地2
TEL  0284-41-1165
ホームページ  https://seimeien.or.jp/

インタビュアー:あしかがおしごと研究所  企画・情報発信協力メンバー  阿彌  久枝  

掲載の内容は2021年2月現在のものです


掲載日 令和5年2月1日 更新日 令和6年4月19日
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お問い合わせ先:
産業観光部 商業にぎわい課
住所:
〒326-8601 栃木県足利市本城3丁目2145番地
電話:
0284-20-2158
FAX:
0284-20-2155
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