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須花の庚申塔群(すばなのこうしんとうぐん)

印刷用ページを表示する掲載日:2016年10月5日更新

 

こうしんとうぐんのしゃしん

 

須花坂(すばなざか)の登り口で、道路北側の南麓にある薬師堂を中心に、その左右と背後の檜の山林内に建てられています。

129基を数える庚申塔と庚申塔造立者20名の氏名が刻まれている記念碑1基が、薬師堂を中央に囲むようにして、東西約40m、南北約15m、比高約8mの高低差を持つ斜面に広がっています。

薬師堂の左右はやや不揃いですが、数基ないし10数基ずつが群在し、前後ほぼ7段か8段の列をなして造立されています。

これらの庚申塔群のうち、紀年銘のあるものは15基で、元文(げんぶん)5年(1740)~万延元年(1860)に及んでいます。

紀年銘のないものも、碑面等の状況からして、ほぼ同時期のものと推定できます。

129基という数はもちろん、その内89基に梵字の種子が刻まれ、地域特色がみられることや、市内最大級の庚申塔群は他に例が少なく、名草(なぐさ)地区の庚申信仰の歴史的背景を知る民俗資料として貴重な存在です。